DIY

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玄関の石膏ボードの壁におしゃれなワイヤーシェルフを取り付け。その一部始終をレポート

設置したワイヤーウォールシェルフ

玄関近くの壁面に、バッグや雑貨などを置いておけるワイヤーシェルフがあれば便利!しかし、住宅の壁は石膏ボードであることが多く、ビスの効かないケースもあって強度の面が心配です。

自分で取りつけるのはなんだか難しそうと思っていた日刊住まいライターが、ついにチャレンジ。その一部始終をレポートします。

戸惑うこともありましたが、大満足の結果に!玄関にインテリアとしてもすてきな収納スペースができました。

玄関の石膏ボードの壁にワイヤーシェルフを取りつけたい

Orne de Feuilles(オルネ ド フォイユ)のオンラインショップで購入したワイヤーシェルフ

今回壁に取りつけるのは、こちらのワイヤーシェルフ。筆者はOrne de Feuilles(オルネ ド フォイユ)のオンラインショップで購入しました。サイズは幅50.5×奥行22×高さ20cm。メタル製ですが、1kgと比較的軽量なのでひとりでも扱えます。

棚を水平に設置するのは難しいだろうと思っていましたが、今回は石目調の壁紙の横線が、ちょうどビスの位置の目安になってくれます。これがなければ水平器で測る必要があったと思います。ワイヤーシェルフを壁にあてながら、取りつけ穴の位置を合わせ、左右の余白が均等になるようにして、鉛筆で軽く印をつけておきました。

ワイヤーシェルフに固定されている取りつけ用の穴をビスにひっかけるだけなので、簡単に設置できるのではと思っていました。でも、筆者は壁に棚を取りつけるDIYは今回が初めて。実際には迷ってしまう場面もありました。

取りつけたい位置に下地がないかセンサーを使って探す!

日本の多くの住宅で使われている石膏ボードですが、ビスを支える強度はありません。下地の無いところに留めようとしても、次第にゆるんで壁から抜け落ちてきてしまいます。ですからビスは、下地のある場所を探してそこに取りつけなければなりません。

筆者は「壁の下地」と言われても、最初はなんのことかわかりませんでした。石膏ボードの下にある、間柱(まばしら・壁の下地材や下地受け材となる柱)や胴縁(どうぶち・壁の下地材や下地受け材となる材。間柱に水平に取りつける)のことだと知ったのは、壁に物を取りつけたいと思って調べるようになってからです。

石膏ボードの下にある間柱と胴縁

こちらの写真は5年前にリノベーションの工事を行ったときに撮ったもの。今回取りつける壁とは違う場所ですが、石膏ボードを張る前の「下地」が見えている状態です。工事現場を訪れたときに、もっと下地の写真を撮っておけばよかったかなと思います。

下地センサー

いつか使うと思って数年前に買っておいた下地センサー、やっと出番です。まず、これを使って下地の場所を探しました。

センサーを使って下地を検知

ボタンを押しながらセンサーを壁に沿って横にゆっくり移動させると、下地のある場所では矢印が赤く光って知らせてくれます。

残念ながらワイヤーシェルフを取りつけたい場所に、間柱などの下地はありませんでした。

下地がなくても大丈夫!石膏ボード用アンカー「かべロック」で補強

かべロック。石膏ボード用アンカー

下地の無いところにビス留める場合は、まず石膏ボード用のアンカーを先に壁に打って補強しておきます。

石膏ボード用のアンカーは様々な種類があり、電動ドリルなどで下穴を開けてから打ち込むアンカーボルトもありますが、今回はそれよりは手軽なアンカー「かべロック」を使います。

アンカーの取付方法

プラスドライバーがあればOKです。

まずは右側から。アンカーは壁面と同じ高さになるまでドライバーで回し入れます。

アンカーをプラスのドライバーで取り付ける

ところが、途中までは順調だったのですが、ドライバーを回しても回してもアンカーが壁から押し戻されるようになってきました。穴だけが大きくなり、どんどん削れて石膏ボードの粉がこぼれ出てきて焦りました!

アンカーは固定することができなかったので抜いてできた壁の穴

アンカーは固定することができなかったので抜きました。周囲の壁紙がめくれ、大きな穴だけが残った状態に…。

下がり壁とビス穴の位置

筆者はここでようやく気づいたのですが、アンカーを打とうとしていたのはちょうど下がり壁の下、リノベーションする前はドアがあった場所です。壁やドアを支える場所なのだから、下地が入っていると考えるべきでした!

下地センサーは反応しなかったはずなのですが…。でも、この後何度か試してみたら、たまにですがこの場所にも赤い矢印が出るようになりました。センサーの動かし方によって誤差はあるのかもしれません。

アンカーを打つべきか?針を刺して下地の有無を最終確認

左側も下地があるのかないのか、不安になってしまいました。

壁に針を刺して下地を確認する道具「下地一発」

そこで、より確実な結果を得るために、壁に針を刺して下地を確認する道具を使うことに。

筆者はもともと壁に針を刺すことすら少し抵抗があり、買っておいたけれど使わなければいいなと思っていたものでした。ですが、アンカーをねじ込もうとしたせいで、針穴よりずっと大きな穴をすでに開けてしまっています…。もう躊躇する理由はありません。

石膏ボードに針を刺して下地の有無を確認

左側は針がすべてすっと奥まで入りました。下地がないということを意味しています。右側は、針が奥まで入りませんでした!やはり下地があったようです。

最初からこれで確認しておけばよかった!

これで、右側の壁には直接ビスを、 左側にはアンカーを打ちこんでからビスを取りつければよいとわかりました。

奥までねじ込めたアンカー

左側は無事に奥までアンカーをねじ込むことができました。アンカーの穴にビスを入れて締めていきます。

留めたビスにワイヤーシェルフを引っ掛ける

ビス留めしたら、ワイヤーシェルフの取りつけ穴をひっかけます。右はアンカーなし、左はアンカーあり。

ビスとアンカーで棚を設置

たまたま壁紙がアンカーと同系色ということもあり、少し離れて見ればアンカーの有無はあまり目立たないです。がたつきもとくに見られません。

取りつけ完了!玄関にオープン収納として使える棚ができた

取り付けたワイヤーシェルフにバッグを掛けたり絵を飾ったりしている

取りつけたワイヤーシェルフにバッグを掛けたり絵を飾ったりしてみました。

季節や気分に合わせて、ここに置くものを変えてみたいですね。今は来客の機会もなかなかありませんが、誰かが来たらバッグやコートなどを掛けてもらってもよさそうです。