暮らしのコツ

田川瑞枝田川瑞枝

食べる量が少なくなった50代で見直した「野菜の食品ロスをなくす食生活」

冷蔵庫
食べ盛りの家族がいるときと違い、食事の量が減ってくる50代。今までと同じ量をつくっていると、食べきれずに処分することも。

「そんなムダを省くために、今の自分に合った食の量にまつわる基準を見直してみました」と話す、ライフオーガナイザーで整理収納のプロ・田川瑞枝さん。以前から漬けてきた、ぬかどこを一例に、見直し方について語ります。

市販のものだと量が多すぎる…

無印良品「発酵ぬかどこ」

無印良品の「発酵ぬかどこ」は、面倒な手間がいらず、冷蔵庫の中でつくれると人気です。1㎏サイズなので、野菜も多く漬けられます。

でも、夫婦ふたりだとそんなに大量には消費できません。ほんの少しの野菜の量では、袋の中で埋もれてしまい探すはめに。また、冷蔵庫の中で保存するので、その分のスペースも確保しなくてはなりません。食べきれる分量を漬けられて、スペースもとらずに漬けたい…。そこで、本来は補充用として売られているものを使って漬けることにしました。

「発酵ぬかどこ」補充用

補充用は250gと1/4の量。成分は変わらないので、同じように漬けられます。また、290円(税込み)という価格なので、初めてぬか漬けに挑戦しようという方にも気負いなく始められます。

無印良品の「バルブ付き密閉ホーロー保存容器」

冷蔵庫の中にすっきり収納できるように、無印良品の「バルブ付き密閉ホーロー保存容器」を使います。約幅9.5×奥行11.5×高さ7.5㎝の深型小サイズが、補充用の量にピッタリです。

ホーロー容器にぬかどこを入れる

バルブを閉めると密閉されるので、ぬかどこのにおいが冷蔵庫の中に充満することも防げます。

冷蔵庫の棚

このサイズなら冷蔵庫の中でも場所をとらずに漬けられます。

余った食材をフル活用

カットしたキュウリ

サラダ用のキュウリや、ちょっとだけ余ってしまった野菜。ラップに包んで冷蔵庫に入れていたら、いつの間にか忘れて萎びていた…ということも。全部食べきれないときは、ぬかどこに入れて漬物にします。

ぬかどこでキュウリを漬ける

キュウリ1/3、大根ひと切れなど、わずかな量でも、少量ぬかどこならおいしく漬けられます。

大根の漬物

取り出して食べやすくカット。サッと1品できてしまいます。

捨てればゴミ、食べれば栄養

家庭から出る食品ゴミのなかには、食べられるのに捨ててしまうものも含まれています。家族が少なく、食べる量も減ってくると、少しだけ残ってしまった、買ったけど食べきれずに腐らせてしまった、という食品が出てくることも。それを捨てるのは簡単。ですが、食べられるうちにおいしくいただくと、体の栄養になります。漬物にする、大根の皮を炒め物にするなど食べきることで、環境に配慮することにも。

家族の人数が少なくなってきたら、今までとは違う基準で暮らす必要があります。自分の食べられる量を把握しておくと、ムダな買い物をすることもなくなり、経済的です。

食べる量は少なくても、毎日の食事を大切に、おいしくいただきたい。50代になって食生活を見直し、暮らしが豊かになったことを実感しています。

●教えてくれた人/田川瑞枝さん
ライフオーガナイザー、整理収納アドバイザー、ファイリングデザイナー。モノの片づけを通して、生き方の整理整頓を伝える「思考の整理収納塾」代表。時間管理、書類の整理、家計管理、住育、防災片づけ、ワークライフバランスなどのアドバイスも。ブログ「思考の整理収納塾~Sapporoちょこ*スタイル~」を更新中