クイズ 連載

Sumai編集部

おもやじゃない「母屋」の読み方は?屋根を支えてくれている大事なもの

読めそうで読めない「母屋」
地方に行くと広い敷地にいくつかの建物が建っている家がありますね。そういう場合、その中心となる建物を「母屋(おもや)」と言います。「母屋と離れ」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

でも今回はこれとは違う、屋根を支える部材の名前です。
さて、なんと読むでしょう。

屋根の骨組みは棟木、垂木、母屋の3つでできている

母屋の場所

「母屋ってなに?」という人のために、まず、その正体を明かしましょう。

住宅街を散歩すると目にする三角屋根の家。あの屋根がどんなふうにできているか知っていますか?在来の木造住宅では、上の写真のように木材で組まれています。屋根のいちばん高いところにあるのが棟木(むなき)。この木が取りつけられると、めでたく「上棟式」を迎えるという、象徴的な材です。

その棟木から屋根の傾斜に合わせて並行に組まれているのが、今回の問題の母屋です。その上に野地板を支えるために棟(建物のいちばん高いところ)から軒(のき)まで渡されている細い木が垂木(たるき)。そしてこの上に瓦やスレート、ガルバリウム鋼板といった屋根材が葺かれているというわけです。

母屋がどの部分かわかったところで、ファイナルアンサー。さてなんと読むでしょうか?

住宅のさまざまな部位に使われる木の名称はおもしろい

木造住宅の骨組み

正解は「もや」です。

屋根の荷重を支える重要な部材です。一般的な木造住宅では90㎜角の杉材を使います。

棟木、母屋、垂木といった屋根を構成する以外でも木材は住宅の様々な場所で使われています。足元に目を移して、床の下にある材も紹介しましょう。

家の基礎と土台

  • 土台(どだい)…基礎の上に取りつけられ、建物の全重量を支える材
  • 火打ち(ひうち)…土台が変形しないよう、角に斜めにかけ渡す材
  • 根太(ねだ)…床板を受けるために組まれる材
  • 大引(おおびき)…土台の上に組まれる根太を支える材

この名称を知っているだけでも、ちょっと鼻高。

建設中の現場で「この大引はなんの木なの?」なんて使うと、職人さんもビックリです。

この漢字にもチャレンジ!

野球のバットにも使われる木の名前
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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

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