クイズ 連載

住まいの設計編集部

「幵ら」読める?この漢字の見た目、高さがそろっている様子がヒントです

読めそうで読めない「幵ら」
電柱が2本?なんだか暗号みたいな字ですね。漢字検定の1級の問題でも出題される、れっきとした漢字です。
この文字、ジーっと見ていると答えがわかるかもしれません。

さてなんと読むでしょう?

本にはさむ「栞」の本来の意味を知るとわかるかも!?

読書と栞

「幵」という字は見たことはなくても、この「幵」の字の下に「木」がついている「栞(しおり)」という字は、見たことがあると思います。

芸能人でもこの字の名前の人が結構いますよね。でもこの漢字、人名用漢字として登録されたとは1990年のこと。定かではありませんが、サザンオールスターズの名曲「栞のテーマ」がヒットし、この字を子どもにつけたいという問い合わせが増えたことが理由と言われています。

この「栞」は「枝折り(しおり)」、木の枝を切って道しるべにしたというのが語源。

本来の意味は山道を歩いていて、ここを通ってきたという印に置いた木の枝のこと。これを本を読み進め、ここまで読んだという印の意味で使われているのは、ちょっとすてきだと思いませんか。

この本来の「栞」の上に乗る、「幵」は2つの笄(こうがい・髪結い用具)の高さがそろっていることを表す文字。木の枝を折って、削って高さを揃えたものが、道しるべの「栞」だったというわけです。

「高さがそろっているもの」これが大ヒントです。

さて、高さがそろっていることをなんと言う?

見渡す限り平らな大地

正解は「たいら」です。

「平ら」と意味は同じです。

「幵」という字の左に石を置くと「研」という字になります。これは「研ぐ(とぐ)」の意味。「幵」には「研いで高さをそろえる」という意味もあります。

削ったり研いだりして、高さがそろえる=凸凹していない=たいら!というわけです。

改めてこの字を見直すと、「〈幵ら〉は〈たいら〉と読むに決まっているじゃん!字の高さもそろってるし!」と思えてきませんか。さっきまでなんと読むのか考えていたのがウソのようですね。

この漢字にもチャレンジ!

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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

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