暮らしのコツ

小林 ユリ小林 ユリ

捨てたら「まだ使える」と戻してくる住人も!ゴミが出しづらい地域に住んだら大変だった

ゴミ置き場のイメージ

※写真はイメージです

一戸建ての場合、ゴミの出し方には気を使うもの。近所の人の目も気になります。なんとなくゴミを出しにくい雰囲気があり、出し方にクレームをつけてくるご近所さんもいる…。

そんな悩みを持つ日刊住まいライターは、必然的にゴミを出さないように工夫するようになりました。そもそもなぜゴミを出しにくい雰囲気なのか、どんな工夫をしているのか、詳しく語ります。

「なるべくゴミを出さないように」という見えない圧力が…

仕方のないことですが、筆者の住むエリアはゴミの回収時間が日によってまちまちです。たとえばある日は午前10時に回収されたのに、翌週は15時を過ぎてもまだ収集車が来ない、ということも。ビン・缶の回収日はもっと差があり、午前9時前に回収されてしまうこともあれば、夕方近くまで回収されないこともあります。同じ町内に住む方の中には「たくさんのゴミが長時間置かれているのは風紀的によろしくない」と考える人もいるようで、「なるべくゴミを出さないように」という見えない圧力を感じます。

また、筆者の住むエリアは、世帯数が多いのにネットやカゴのキャパが小さく、だれかがたくさんゴミを出してしまうとゴミ置場からあふれてしまう、という物理的な問題も。

なるべくゴミを出さないように工夫することはエコという点でも大切ですが、やはり限界があります。もう少し柔軟に対応してほしいと思ってはいるものの、悪口を言われたり、仲間はずれにされたりするのが怖くて、なかなか切り出すことができません。

ゴミ袋の中身までチェック?家庭訪問してくる困った住人も

また、困ったことに、ゴミの日になると必ず全世帯のゴミを確認する高齢の男性が町内にいます。たとえばゴミ袋の口がしっかり結ばれていなかったり、生ゴミの処理が甘かったり、少しでも気になることがあると「これは持って帰ってね」とインターホンを鳴らしにきます。

以前わが家が古くなった洗面器とコップを捨てたとき「まだ使えるからもったいないよ」とインターホンを鳴らされました。ルールを守ってゴミ出しをしているので、本来はそんなことを言われる筋合いはないのですが、トラブルになるのが怖くて言い返すことができずにいます。

ちょっとした工夫の積み重ねでゴミを減らす工夫を

そうしたこともあって、必然的にゴミを少なくする工夫をするようになりました。筆者が工夫していることについて以下にまとめます。

スーパーの回収ボックスを活用

定番ですが、食品トレーや牛乳パックなどはスーパーの回収ボックスをよく利用しています。買い物のついでに持ってくだけなので、手間もかかりません。
ただ、わが家は週に1回まとめて買い物をするので、次回スーパーに行くまでにストックしておく場所を確保しなければならないのがちょっと大変です。

不用品はリサイクルショップに持ち込む&知り合いに譲る

まだ使用できるけれど不用になったものはリサイクルショップに持ち込んだり、知り合いに譲ったりしています。ものによってはフリマアプリを利用することもあります。

余りがちな食材は母とシェア

大容量でお買い得なお菓子をシェアする

筆者宅は私と夫、実母の3人で暮らす二世帯住宅なので、よく母と食材を分け合っています。二世帯で暮らすようになってからは、明らかにフードロスが減りました。とくによくシェアするのは卵やシラス、のりの佃煮やキムチなどです。

3袋入りのものが多い冷やし中華や焼きそばなどは、夫婦ふたりで暮らしていた頃はよく1袋余らせてしまっていましたが、いまは3人家族になったので母とシェアできるようになりました。大容量でお買い得なお菓子なども、よくシェアしています。

野菜の皮や葉なども工夫して使い切る

大根とピーラー

少しでも生ゴミを減らすために、たとえば大根などは皮をきんぴらに、葉をみそ汁に、となるべく使い切る工夫をしています。

ラップは使わず保存容器を活用

透明な保存容器

なるべくラップを使わずにすむよう、残ったおかずなどは密閉容器を利用して保存しています。透明なので食べ忘れがなくなり、一石二鳥です。

洗剤やシャンプーは詰め替えできるものを

詰め替えできる洗剤やシャンプー

洗剤やシャンプー、ハンドソープなどは詰め替えできる商品を選んでいます。プラスチックゴミはかさばるものが多いので、とくに気を使います。

麦茶などは自宅でつくり、ペットボトルを減らす

ペットボトルや缶、ビンなどをなるべく出さないように、麦茶やマテ茶などの飲み物は自宅でつくっています。水は浄水器を利用しているので、ほとんどペットボトルを使わずにすんでいます。

どれもちょっとしたことばかりですが、以前夫婦ふたりで暮らしていた頃よりゴミが減り、その結果ゴミ出しもラクに。また、なにかを買う前に「これは本当に必要か」ということについてしっかり考えようになりました。ゴミを出しにくいというネガティブな理由から始めたことではありますが、結果としてはいい習慣が身についてよかったと思っています。

画像/PIXTA(1枚目のみ)