家事

Sumai編集部

家事をサクッと楽しく分担できちゃう。無料管理ツール・Trelloなら初心者でもOK

Trelloを表示したパソコン

共働きの家庭にとって、仕事と家事の両立は悩みの種です。いかに効率よくラクにできるかが課題。

以前勤めていた会社で、チームで行う仕事の進捗管理を「Trello(トレロ)」というビジネスツールで行い、作業効率が画期的にアップしたという日刊住まいライター。家事の管理にも使えるのではと試したところ、家族間で円滑に家事をシェアすることができるように。さっそくレポートします。

Trelloは無料で誰でも簡単に利用できるツール。「家での過ごし方を変えたい!」「家でゆっくりくつろぎたい!」という方はぜひ参考にしてください。

ビジネスツールのTrelloで家事を管理してみることに!

Trelloとは、オーストラリアのソフトウェア企業が提供しているビジネスツール。工場における生産を管理する方法として、トヨタ自動車が生み出した「カンバン方式」を採用したツールで、仕事のToDo管理、進捗管理を効率的に行うことができます。

ホワイトボードにふせんを貼って仕事を管理するような感覚で、パソコンやスマホで直感的に操作できるのが特徴です。また、GoogleやApple、Microsoftのアカウントで簡単にログインできるアクセスのよさも魅力のひとつ。

筆者は、以前勤めていた会社で、チームで行う仕事の進捗管理をTrelloで行い、作業効率が画期的にアップした経験がありました。会社での仕事をTrelloでToDo管理できるのであれば、家での家事も管理できるはず!と思い、家事をTrelloで管理してみることにしました。

家事をリストアップ!見える化して家族で分担しやすく

まずは、家事のリストアップです。夫婦でしている家事を書き出すことから始めました。

タブレットにメモした家事リスト

リストアップしてみると、「子どもの水筒の用意」など名前のついていない家事がたくさんありました。数秒で終わる家事から、さまざまな工程を経て完了する家事まで、じつに80件以上もの家事を夫婦で毎日こなしていることが判明。その中でも「献立を考える」や、「ほつれている衣服を直す」といった家事は筆者にしかできない家事です。

そのほかの家事は、やり方教えれば、誰でもできる家事であることもわかりました。わが家の息子たちはもう10歳と5歳。家事のお手伝いをするには十分な年齢なので、家事を行うチームメンバーとして編成することにしました。

カードに子どもができる家事を入力し「お手伝いリスト」に!

Trelloの設定画面

Trelloは、ボード、リスト、カードというメニューで仕事を管理できます。

ボードとは、いちばん大きな枠組みでホワイトボート全体のイメージです。ボード名を「家でのお仕事」にしました。次にリストです。リストとは、工程や種類を分類する部屋のようなところ。「お手伝いリスト」「作業中」「完了(長男)」「完了(次男)」の4種類に分けました。

そして、「お手伝いリスト」のリストに仕事のカードを入れていきます。

お手伝いにポイント制を導入!見える化して子どものやる気アップに

子どもとパソコン

子どもの意欲を引き出すために、カード1枚につき5ポイントを与えることに。まず、子どもが自分でお手伝いできる家事を選んで、作業中というリストにドラッグ&ドロップで移動させます。パソコンを学校でも利用し始めている長男はすぐにその操作ができました。次男も練習すればすぐにできるように。タブレットにすればもっと簡単に操作できそうです!

Trelloで移動

家事をし終えたら「完了(長男)」「完了(次男)」のリストに移動させます。わが家では、1ポイント=1円で換算することにしました。数秒から数分で終わる家事なので、取りかかりやすく、ポイントが見える化されるので、子どもたちのやる気スイッチがはいります。

Trelloで家事管理

以前は、子どもからお手伝いをしたいという申し出があったとき、私の頭の中で完了していない仕事を洗い出すという作業をしていました。でも今では「リストから選んで~」という声かけだけでOKです。

Trelloではほかのアカウントをボードに招待し共有するサービスがあります。毎日はする必要がないけれど、1~3か月ごとにする家事の管理は、別のボードを作成。夫にもTrelloのアカウントをつくってもらい、それを共有することに。

以前はそろそろしなくては、とだいたいの感覚で行っていた「お風呂の追い炊き配管の掃除」などの家事も、Trelloで管理すれば漏れがありません。

スマホに入れたTrelloのアプリ

またボードを共有することで、夕方の時間帯は仕事で家にいない夫も、アプリから子どもたちの「お手伝い」の記録を見ることができ、家族間のコミュニケーションも増えました。

家事の分担は、ホワイトボードなどで管理することもできますが、せっかくの便利なITツールを利用しない手はありません。ビジネスだけでなく家事管理もIT化して、効率よく家族でこなせば、自分の時間や家族で遊びに行く時間が生み出せ、仕事と家事の両立につながります。ぜひ利用してみてはいかがでしょう。