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おトクな「未公開」の土地はどこにある?横浜で土地探しをして感じたこと

土地のイメージ
家を建てる際、価格と広さ、立地条件等、希望通りの土地を探すのは至難のワザ。とくに地価の高い首都圏ではよりハードルが高くなります。

夫婦+小学生の子ども2人の4人家族で暮らす日刊住まいライターは、上の子どもが小学校高学年になったタイミングで、今住んでいる横浜市内に家を建てることを決意しました。

少しでも条件のよい土地を手に入れるために、すでに公開されている物件だけを見るのではなく、不動産ポータルサイトに載っていない「未公開の土地」も含めて探すことに。 具体的にどんなふうに探したのか、詳しく語ります。

そもそも「未公開の土地」ってどんな土地?

遊歩道のイメージ
家を建てるにあたって、まず始めたのが土地探し。ハウスメーカー経由でも何度か土地を紹介してもらいましたが、並行して自分たちでも土地を探して回りました。

土地を探す際は、SUUMOやホームズ、アットホームなどの不動産ポータルサイトなどの不動産ポータルサイトで探すのが一般的ですよね。そこに載ってない物件を未公開物件といいますが、不動産会社の方の説明によると以下のような物件のことだそうです。

  • 「レインズ(不動産​流通標準情報システム)」に登録前の物件
  • 「レインズ(不動産​流通標準情報システム)」に登録しているが、不動産ポータルサイトなどに載っていない物件

未公開の物件のなかには、もしかしたら掘り出しものがあるかも!? 土地探し初心者だとついそんなふうに期待してしまいますよね。 未公開の物件を探すために、わが家は以下の3つのことをやってみました。

1.「私たちすぐに買うよ!」という姿勢で不動産屋を回る

不動産会社のイメージ

まず、すぐに売れてしまう条件のいい物件を紹介してもらうには、こちらも「条件が合えばすぐに申し込める」状態にして本気度を見せておくのが必要かな、と考えました。だれもが欲しがるような土地は、不動産屋さんもきっと、早く確実に決めたいでしょうから。

わが家は、ハウスメーカーの絞り込みと土地の候補探しを同時にしながら、暫定で間取りもつくってもらって話を進めていました。住宅ローンの事前審査もすませ「ここ」という土地があればすぐに申し込みます、という姿勢で地元の不動産屋さんをいくつも巡ることに。

そんな日々のなかで、ある不動産屋さんから「条件に合いそうな土地売却のご相談があったら、すぐに紹介しますね!」と言っていただけました。結局、紹介してもらった未公開の物件は広さや立地面で条件が合わず見送ることに。でも、普通に探していたら出会えなかった物件なので(その後、その物件がポータルサイトに出てくることもなかったです)、決してムダではなかったのかなと思います。

2.知人友人に土地を探していると言い続ける

ママ友とお茶を飲む

これはわが家の希望エリアと現在の居住地が近いからできたことでもあると思うのですが、ママ友経由で情報を得た物件もありました。 希望エリアに住んでいる友人のなかには、「昔からの地元民」という人もちらほら。土地を探している、とだれかれ構わず言い回っていたら、実際にママ友経由で連絡があり「売主さんから話をもらってすぐの物件」を紹介してもらえました。

経由といっても、ママ友の義理のお兄さんの友人が近くのエリアの不動産屋さんだったという経緯なので、知人と言えるのか微妙ですが(笑)。 予算が合わずにわが家は早々に見送りのお返事をしましたが、好条件のため、その後すぐに売れてしまったようです。

3.希望エリアをぐるぐる自転車で走ってみる

希望エリアをぐるぐる自転車で走る

希望エリアが絞り込めているなら、ひたすらそのエリアを歩いたり自転車で走ったりしてみるのもいいと思います。わが家も家族でサイクリングがてら、近隣をぐるぐる自転車で探し回りました。あいている土地があったら不動産屋さんに調べてもらったり、建売業者の看板が立っていたら直接問い合わせてみたりしてもいいと思います。

残念ながらわが家はこの方法ではこれ、という土地は見つかりませんでした。

未公開の土地を探してみてわかったこと

以上の3つのことをやってみて思ったのは、「ポータルサイトに出てこない土地は意外とある」ということ。もちろん地域にもよると思いますが、なんのツテもないわが家でもいくつかの未公開物件に出会えたので、試してみる価値はあると思います。

ただ、もうひとつわかったのは、結局、未公開物件は「未公開」以上の意味はないということ。 自分たちに合った条件の物件が見つかるかどうか、そしてそれがおトクかどうかは運とタイミング次第だと感じました。

いくつか未公開物件の情報を得たものの、広さ、立地、予算等の条件に当てはまる土地には出会えませんでした。今思うと当たり前のことでちょっと恥ずかしいですが、「掘り出しもの」と言われるような、おトクで自分たちの求めている条件にピッタリの土地は簡単には出てこない、ということがよくわかりました。

以前から迷っていた土地を200万円値引きしてもらい購入

その後もしばらく土地を探し続けた末、最終的には以前からチェックしていたけれど迷っていた土地を200万円ほど値引きしてもらって購入することとなりました。 その土地は広さや周辺環境は気に入っていたのですが、駅から少し距離があり、予算面もちょっとオーバーしていました。また、ハザードマップで見る防災リスクなども少し気になっていました。

なかでも予算面が最大のネックだったので、そこを解消して購入するという結果に。 「ここがベスト!」というわけではなかった土地ですが、プランや内装を自分たち好みにしてベストな住まいに近づけよう!というポジティブに捉えています。

画像/PIXTA(3、4枚目のみ)