お宅拝見

シマムラ アサミシマムラ アサミ

56㎡のマンションリノベ。小上がり、可動式家具、扉をつけない&閉めないで広々住める

リビング収納も兼ねた可動式小上がり

約56㎡の中古マンションを余すことなく使い尽くしてリノベーションした坂本さんのお宅。寝室には壁をつくらず、レースカーテンで仕切って開放感をプラス。リビングには収納を兼ねた可動式小上がりを造作、カウンターにもダイニングテーブルにもなるオリジナルのテーブルを造作するなど、巧みで柔軟なアイデアがたくさん詰まった住まいです。

くつろぎの場にもなる、収納力のある小上がり

縁側のようなリビングの小上がり

母と大学生の長男、大人3人で暮らすにはややコンパクトな空間を、ムダなく活用した坂本邸。リビングの小上がりはソファ代わりにも。家族にくつろぎの場を与えると同時に、大容量の収納という役割も果たします。そのおかげで、ものはしっかり片づき、家族がのびのびと過ごせる余白が生まれました。

小上がりでパソコン作業をする長男

ふたつある小上がりのうち片方にはキャスターがついているので、簡単に移動できます。窓側に並べることもでき、シーンによってさまざまな使い方ができます。

小上がりの中は大容量の収納

小上がりの中は大容量の収納。普段使用しない寝具などをしまっています。

【この住まいのデータ】

▼家族構成
本人  母  長男

▼リノベを選んだ理由
リノベーション会社・リノベるの「古いものを生かす」「都市に眠る既存の資産をムダにしない」という考え方に共感したから。

▼住宅の面積やコスト
専有面積/55.67㎡  工事費/1460万円(税・設計料込み)

可動式のテーブルはさまざまなシーンで大活躍

キッチンカウンターに座る長男とキッチンに立つ坂本さん親子

キッチン手前のカウンターテーブルもじつは可動式。ふたつを向かい合わせて並べれば、ダイニングテーブルとしても活用できます。「食事をするとき、お客さんが来たとき、テレワークをするときなど、用途に合わせて使い分けています」と坂本さん。

キッチンの通路

キッチン収納は思い切ってオープンにすることで、より開放感がアップ。扉がないのでどこになにがあるかすぐわかり、出し入れがしやすく、以前よりも使いやすくなったそう。また、隣接する洗面脱衣室とは引き戸で仕切られているので、家事動線も快適。

キッチン背面のオープン収納

棚板にはリビングの床と同じ無垢のクリ材を使用。重いものを載せられるよう、最上段は固定して、2段目と3段目は可動棚としました。

観葉植物やペンダントライトをつるした天井

キッチンの天井を見上げると、観葉植物やペンダントライトがゆらり。ライトは玄関や洗面室の収納と同系色のブルーのシェードにしたことで、統一感が感じられます。

扉をつけない&閉めないで開放感をアップ

カーテンで仕切られた廊下に面した寝室

廊下に面した寝室はシースルーのカーテンで仕切り、寝るとき以外はカーテンを開けて過ごしています。天井付近にも衣装ケースを置けるスペースをつくり、空間を余すことなく活用しました。

回遊性を持たせた洗面脱衣所

キッチン横にある洗面脱衣室も日中は扉を開放。「お風呂を使うのは夜だけ」と割り切って、洗面脱衣湿はフレキシブルに使えるスペースにしています。

オープン棚のほか、引き出し式の収納も設けた洗面脱衣室

洗面脱衣室にはオープン棚のほか、引き出し式の収納も設けて、収納量をたっぷり確保しました。

長男の部屋は天井を高くして内窓を設置

収納スペースをしっかり確保した長男の部屋

天井を抜いてタテに空間を広げ、さらに収納スペースをしっかり確保した長男の部屋。コンパクトでも快適に過ごせる空間となりました。

室内窓を設けた寝室

通風と採光のために設置した室内窓のおかげで、視覚的な広がりも感じられます。

オープンなシューズラックのあるシューズクローゼット

内窓の先は奥行きのあるシューズクローゼット。オープンなシューズラックを壁につくりつけ、家族全員の靴を収納できるようにしました。

ダイニングでくつろぐ坂本さんと母

坂本さんの住まいでは、限られたスペースを「使い尽くす」ためのたくさんの工夫を見つけることができました。

間取り(リノベーション前後)

リノベーション前の間取り図

リノベーション前リノベーション後の間取り図

リノベーション後

プロデュース・設計/リノベる。
物件探しや住宅ローンの相談、設計・施工、インテリアコーディネートの相談まで、専属スタッフがトータルサポート。累計3000戸以上の住宅設計・施工実績を有している。北海道から九州・沖縄まで全国に展開するショールームは、リノベのイメージをつかみやすいと好評

撮影/小川 聡 ※情報は「リライフプラスvol.40」取材時のものです