家づくり

Sumai編集部

外壁のひびを補修するも、色あせが悪目立ちするはめに:家にまつわる失敗談

家づくり失敗談

あれこれと夢を描き、完成した家は楽しいことだらけ!のハズが、なぜか残念でトホホな目に遭ってしまった人がいます。編集部に届いた、住まいのメンテナンスにまつわる大後悔の告白をご紹介。あわせて、対処法についても説明します。これから家を建てよう、と考えている人は、ぜひ教訓にしてみて!

今回登場するのはOさん。新築して3年なのに、西日の当たる外壁にひびが…。補修後は、色あせが悪目立ちするはめに!はたして、なにが起きたのでしょうか。

予期せぬ外壁のひび割れを発見。お得に補修できたと思ったが…

西側に隣家の庭が広がる開放的な土地を購入し、家を建てたOさん家族。借景が楽しめると喜んでいましたが、3年後、隣家が建て替えられることに。しかも、Oさんの家にかなり寄って建つとの情報が。

距離感が気になったOさんは、早速、庭から隣地を偵察。しかし、まだこれといった変化はありませんでした。が、このとき、わが家の異変に気づいて大慌てすることに。なんと、外壁にひびが入っていたのです。大小合わせて複数あり、どれも西側の外壁だけ。

「すぐ施工会社に見てもらいました。すると、ひびは細いものなので建物に大きな問題はない、と言われて安心しました」

緊急性がないとはいえ、いつかは補修しなければ…。その時期を思案していたところ、気づけば、隣家の工事は足場を組むなど、ますます本格的に。そこでひらめいたのが、足場のあるうちに隣家の業者に補修してもらう、という妙案。早速、建主に了承を得て補修を行い、その跡を隠すために西側の壁をもとの色に塗り直してもらいました。

「西日で色あせが気になっていたので、きれいになってよかった。足場代も安くすんだし! でもね…」

じつは、とんだ落とし穴があったのです。

一難去ってひと安心。と思った矢先にまた、一波乱が!

「道路から家の西側と南側が見えるのですが、西側を塗り直したことで、南側の壁にできたグラデーションのような色あせが悪目立ちして…」

そのため、いっそのこと残りの3面も西側と同じ色で塗り直そうかと思ったそう。しかし、「また同じように色あせてしまったら」と、不安に思って業者に相談。変色が目立ちにくいグレーで4面とも塗ることに。

「結局、西側の補修と塗装の費用に加え、足場を新たにつくって1棟まるごと塗り替えたので大出費!」と、肩を落とすことになったOさん。これ以上、余計な費用が掛からないことを祈るばかりです。

教訓:外壁のひび割れはプロに診断を。補修する前に、外壁全体を確認しよう

外壁のひび割れには、塗装の表面に生じるものや建物に大きな問題を与えるものがあるので、診断はプロに任せましょう。補修の際は、塗装のはがれや色あせ、外壁材の破損など、外壁の全面を確認。劣化状況に合った補修をすれば、無駄な出費が抑えられます。

イラスト/いぢちひろゆき