体験レポート&リサーチ

Sumai編集部

やってよかった地鎮祭。お金には代えられない、家を建てる実感と安心感が手に入った

家族と施工会社と行った地鎮祭

地鎮祭とは、建築工事を行う際に工事の無事や、安全と建物や家の繁栄を祈る儀式。それなりのお金もかかるので、やらないという選択をする人も増えています。

日刊住まいライターは、いったんは中止しようとしたものの父の提案で行うことに。いざ行ってみると、両親や信頼している工務店さんたちと一緒に参加できて感動。家族3人の初めての共同作業は、大切な思い出になりました。今回はその一部始終を公開。

これから建つ家で安心して暮らせる気持ちにもなれたと言います。地鎮祭を迷っている人は、ぜひ参考にしてください。

費用も気になる地鎮祭…やらなくてもいいのでは?

家の建築する際、オプションが追加されるとなにかとお金がかかり、当初の値段より高くなることがよくあります。わが家も当初の値段より高くなってしまったので、資金表を見ながらどこか削れるものはないかと探していました。

そのときに目にとまったのが地鎮祭でした。費用は約4万円。担当の工務店から提案された日にちは、前々から予定が入っていたこともあり、試しにネットで「地鎮祭 やらない」と検索。すると、「予算が充分になく、やらなかった」という意見を見つけました。

「予定もあるし、こんなにやらない人が多いなら、わが家もやめよう」と夫にも提案し、やらない方向へ。担当の工務店にも伝え、中止にしてしまいました。

地鎮祭の御初穂料

そのことを母に伝えると、すぐに父から「お金をかけても地鎮祭はやるように!」という電話が。そもそも、家は実家の土地に建てるため、父の提案は受け入れるしかありません。そして、工務店にもおわびの電話を入れ地鎮祭を行うことに。

金額の問題はほかのオプションを削ることで解決。正直「高いな…」と思いながらも、御初穂料を包み当日を迎えました。

みんなをつなぐ地鎮祭。初めての家族3人の共同作業に感激!

地鎮祭がスタート

お金の面以外にも気になっていたのが2歳の娘が落ち着いて参加できるかでした。しかし、娘は騒ぐことなく、ちゃんと着席してくれました。その理由として、いつも走り回っている土地で、いつも遊んでくれるメンバーが参列者だったことが大きいと思います。

また、地鎮祭を担当してくれた神主さんは娘にも声をかけてくれ、なごやかな雰囲気で式を始めることができました。

地鎮祭は、神主さんが祭壇に神様を迎えてくれ、指示に沿って礼やお祈りをします。おもに、施主が動くのは、「地鎮の儀」という儀式。施主は、「えい!えい!えい!」と言いながら3回、斎鍬(いみくわ)で鍬入れのマネをします。「えい」という言葉には「繁栄」の「栄える」という意味も含まれているので、大きな声で言うようにと教えてもらいました。

まずは夫から!地鎮祭の地鎮の儀の様子

まずは、夫から。
令和3年では、いちばん声が大きくてよかったとほめられていました!

夫の次に妻も!地鎮祭の地鎮の儀の様子 

次は筆者が。
声が響き渡るのは恥ずかしかったですが、あとで見るとうれしさが写真にも表れています。

最後は娘と3人で!地鎮祭の地鎮の儀の様子

最後に娘と3人で。
振り返ってみると、3人で一緒に同じ動作をしたのは初めて。この共同作業で、あらためて3人の家が建つと実感できました。娘の様子をみんなで見守り、場の雰囲気がやわらぎました。

工務店さんが斎鋤で鋤入れの真似を3度行う

今度は、工務店さんが斎鋤(いみすき)で鋤入れのマネを3度行います。

地鎮祭で祈願する施主の両親

父と母にも、無事に家が建つようにお祈りしてもらいました。

地鎮祭で祈願する施主の家族

娘とも一緒にお祈りができました。

地鎮祭で乾杯する家族

最後に全員で乾杯し、地鎮祭は終了です。

一度中止にしたけど、安心を得られる地鎮祭はやって正解!

この土地に一生涯住む家の祈願は無事終了。両親や信頼している工務店さんたちと一緒に参加できて、なんとよい儀式だろうと感動しました。地鎮祭をやって、大切な家づくりに向け、よいスタートがきれたと思います。

一度中止にしたものの、やってみて本当によかったと感じた地鎮祭。手に入れたのは、「もの」ではなく、毎日住む家で安心して暮らせる「こと」でした。

祈願は目には見えないものですが、不安も多い現代では、やっておくだけで「安心感」が違うかもしれません。