(あらすじ)
「無意味なモノ達大歓迎!」「趣味のモノは飾ってこそ!」の心情のもと、雑貨にあふれた我が家。
とうとう、憧れの「都内で庭付き平屋」を購入したものの、その新居は、わずか37平米。
夫婦2人+大型犬1匹には厳しすぎる……。
処分できるものは、とにかく処分しなくては!
■不用品は果たして幾らになった?
本・CD・衣服・家具雑貨・ブランド品……。
手持ちのあらゆる品を、極力捨てず、コツコツとネットオークションやリサイクルショップでせっせと売ってきた売上額、いったい幾らになったのでしょう!?
今回の記事、いきなり経過報告から始まります。
ネットオークション落札が25点、リサイクルショップの利用は、持込と郵送を合わせて10数回。
現時点で12万円を突破しました。
我が家の引越し費用、約10万円が全てまかなえたことになりますので、主婦としては、かなり達成感を感じる成果となっています。
■こんなに違うの? 千差万別の査定
ここで、筆者が印象深かった結果の幾つかご紹介しましょう。
(1)査定額「100円」が「1万円」に!
年齢的に着られなくなった着物と帯、約15点をリサイクルショップに持ち込んだところ、まとめて100円と言われてしまい、これには納得できず、別のショップで査定してもらったら、なんと1万円に。
(2)ネットオークションで、リサイクル査定額の「4倍以上」に!
ブランド品の陶器をリサイクルショップの査定に出したところ、値はわずか500円。
しかし、試しにネットオークションに7件もの入札が入り、結果2,380円に。
(3)「買取不可」にも値がついた!
たまたま持っていた作者不明のリトグラフ。
美術品専門買取に写真を送っても「買取不可」だったものが、近所のリサイクルショップで2,000円に。
(4)買い手がつかなくても、諦めない!
ネットオークションでちょっと強気に9800円で出品した、フランス製のカトラリー。
やっぱりすぐには落札されず、思い切って4,800円で出し直し。
すると、途端に入札が次々入って、最終的になんと7,000円台に。
どうですか?
「少しでも高く売る」ためには、粘りと根性が必要とされる一方で、「縁と運とタイミング」にも左右されるものだということですね。
■リサイクルやネットオークションを無理なく続けるために、伝えたいこと
(1)急がばまわれ! 持ち込む前に、必ず連絡を。
リサイクルショップを利用するにあたり、ショップそれぞれに買い取れるものが異なるので注意が必要です。
例えば洋服は、季節があったり、男性(女性)スーツは対象外としているお店も。
大量に持ち込んだ後に判明すると、疲れも倍増します。面倒でも事前に電話で確認を取りましょう。
(2)欲を出し過ぎない!
リサイクルショップに出したら思いの外、値段がついたとしますよね。
すると、「あれ、ネットオークションに出したらもっと値段が上がったのでは……?」「うーん、もう一件くらい査定してみてもよかったのでは……?」そんな思いがどうしてもよぎりがちです。
しかし、ここはさっぱりと、気持ちを引きずらないようにしましょう!
「額面では手取り12万円と言っても、かけた時間と手間暇で考えれば、それって儲かったの?」というご意見もきっとあると思います。
プロセスや展開を楽しんでやること・金額を期待し過ぎずに気負わないことが大切です。
まずはトライしてみて、自分に向いているか判断してくださいね。
>>次の話を読む
no.17 思い出深い人形たちと、「人形供養」でお別れしました
>>1話から読む