家事

安藤佳世子安藤佳世子

思い当たる人必見。「やるからには、ちゃんとしよう」では、絶対片づかない理由

片づけなければと思いつつ、散らかっている洗面台

片づけなければと思う気持ちがあっても、今忙しいからなどと、自分に言い訳をしてなかなか行動に移せない。それは、「やるからには、ちゃんとやらなければ!」と無意識のうちにハードルを上げているから。

北欧式整理収納プランナーの安藤佳世子さんは、ワンアクションでできる片づけや、手間をかけない家事の方法に変更すれば、手をつけやすく解決できると言います。

具体的にどんなふうにすればいいのでしょう?さっそく安藤さんも実践している方法を教えてもらいました。

まずは普段から使う日用品などに絞って、片づけることからスタート

普段から使う日用品などに絞って片づけを始めてみる

この原因は、片づけようという気持ちはあるものの、手をつけるのが面倒に感じているということ。散らかった部屋は不快だと思っていても、掃除があまり好きではないので、どうしても先送りにしてしまいます。

また、片づけるなら、クローゼットや食器の整理からなどと、大きなところを解決しようとして、ますますやらなくなる悪循環に。

まず大事なことは、毎日使うものや目によくつく場所などから始めること。普段から使う日用品などに絞って片づけることで、日々行う家事の負担が軽減され、また気持ちの面でも開放されることを感じるからです。

そしてもうひとつのポイントは、手間をかけずにワンアクションでできることを念頭に置いて始めること。

さっそく筆者も実践している、おすすめの整理収納テクニックを紹介していきましょう。

1.ワンアクションでOKなカゴやボックスを用意する

出し入れをワンアクションで行うカゴ

ものをポイポイと簡単に入れられる、少し大きめなボックスを用意すれば、部屋の散らかりをまず解消します。一時的な保管にはなりますが、見て見ぬふりをする悪いクセを直すことが可能となります。

どこに片づければいいかわからないものや、散らかっているものなどは、あっちこっちに置かずに、決められたカゴやボックスに。そこからワンアクションで、出し入れするようにしてみましょう。

2.書類などの紙類は、そのまま置かずに立てて収納するクセを!

散らかりがちな紙類は、クリアファイルなどに入れて立てて収、

郵便物やプリント類などの紙類は、ついつい置きっぱなしにしがち。結果、部屋が散らかって見えることになります。

大事な書類が含まれていることも多いと思いますので、ファイルボックスなどを用意してわかりやすくラベルづけをしてクリアファイルなどに入れて立てて収納しましょう。最初の準備は面倒に感じると思いますが、一度作成してしまえば、あとはワンアクションで片づけられます。

筆者がいちばん面倒に感じていたのが、商品を購入した際の説明書や保証書の管理でした。すべてを分別してファイルにラベルつけをして整理。商品を買い換えたあとも、ファイルから古いものを出し処分して、新しいものを入れ替える作業のみになり、管理がかなりラクになりました。

3.洗濯物や洗い物もワンアクションに!手間のかからない方法に変更する

洗濯物はハンガー干しをしてそのままクローゼット行きに

面倒な家事を簡単な方法へと変更することが大事です。ポイントは家事の手間を減らして、散らかってしまう原因を少しずつ減らしていくことです。

たとえば、洗濯物はハンガー干しをしてそのままクローゼット行きにすること。これで、特段手間をかけなくても、洗濯物が散らかるのを防げます。

筆者宅ではステンレス製のハンガーを使いシャツなどを干しています。ステンレス製であればさびにくいので外干しをしていても安心です。また食事はカフェ風にワンプレートご飯にして、ワンアクションでシンクへ!使う食器を少なくし洗い物を減らしています。

4.用途が同じものを1か所に集めるだけで片づけもラクになる

用途が同じものを1か所に集めるだけで片づけもラク

片づけを面倒に感じないためには、一気にすべてをやろうと思わないことです。そしてものを簡単に無理なく片づけられる、ラクな整理収納スタイルを見つけること。

筆者宅では毎朝コーヒーや紅茶を飲みますが、どちらともすぐに用意できるようにキッチンにコーヒーと紅茶のコーナーをつくりました。使用する道具やマグなどもすべてここに置き、ここだけで作業が終えるように工夫しています。あちこちにものを収納するより、用途が同じものを1か所に集めるだけで片づけもラクになりました。

片づけたいと思う気持ちがあるのに、なかなか手をつけることができない「ものぐさタイプ」には、根本に片づける気持ちがあります。これは、自身のタイミングで少しずつできる環境を整えることで、自分に合った整理収納が実現できるようになります。ぜひご自身のペースで進められる整理収納ワザを取り入れて実践してみてください。

●教えてくれた人/安藤佳世子さん
北欧式整理収納プランナー、アロマテラピー1級。実家を二世帯住宅に建て直し「よりよい暮らし」をつくるため家やインテリア、生活について発信中