クイズ 連載

Sumai編集部

「弱竹」読める?か弱そうな竹のことですが、「よわだけ」ではありません

読めそうで読めない「弱竹」
細くしなやかな竹のことです。太いしっかりとした節のある竹ではありませんから、「弱い竹」といってもいいでしょう。

でも「よわたけ」とは読みません。さて、なんと読むでしょう?

家づくりの材料としても使われてきた竹

竹林

京都や鎌倉を散策すると、出会うことの多い竹。日本人との関わりは深く、カゴやザルなど身近な道具の材料として使われてきました。

旅行先で竹林とセットのように目に飛び込んでくる、土塀や土壁の蔵の中には、竹を格子状に組んだ下地が隠れています。これを「竹小舞(たけこまい)」といいます。

土壁の下に隠れている竹小舞

土と木でつくられていた昔の家でも、壁の中で竹は重要な役割を果たしてきました。

竹と土は、わざわざ遠くから運んでこなくても、身近で用意することができることが最大のメリット。それ以外にも、土と竹小舞でつくられた土壁には、以下のようないい点があります。

  • 調湿性…年間を通して室内を快適な湿度にしてくれる
  • 耐震性…しなやかな竹に土を塗っている構造は意外に柔軟
  • 耐火性…土に覆われているので、木の家よりも燃えにくい
  • 断熱性…組んだ竹と厚い土が熱を遮断し、夏涼しく、冬温かい

そんな、身近な竹のなかでも、細い竹のことを弱竹と言います。

いろいろなものに活用される竹。最近は紙にも!

弱竹

正解は「なよたけ」です。

ザルやカゴがプラスティックに変わり、竹小舞が鉄筋に変わってしまった昨今ですが、竹紙が注目されています。

竹は成長が早いため、森林環境の保全の観点からは、悪役のような存在。「竹害」という言葉があり、定期的に伐採され、廃棄されていました。それを中越パルプ工業という会社が、100%竹パルプからつくられる竹紙の製造に成功したのです。

正解の読み方は「なよたけ」。細くしなやかな竹のことです。われわれ人間の方も、しなやかに、柔軟な頭で生きていきたいものですね

この漢字にもチャレンジ!

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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

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