クイズ 連載

Sumai編集部

失敗を「発条」に成長…読める?これをらせん状にするとビックリ、呼び方まで変わります

読めそうで読めない「発条」
名前に「発条」が入っている会社が、結構あるので、この2文字を見たことがある方も多いかも。会社名では「はつじょう」と読むことがほとんどですが、よく知っている2つのものを表す読み方もあるんです。

それは困難をはね返して、日本経済を成長させてきた、重要な部品!
さてなんと読むでしょう?

読み方1.部品ですけど「失敗を発条に成長する」などという言い方も!

失敗を発条に成長

少々難しい言葉ですが、弾性変形(力を加えると変形を起こし、力を取り去ると完全に元の形に戻ること)を利用して、エネルギーを蓄えたり、振動や衝撃を吸収したりする働きがあります。

小さなオモチャから、自動車、建築物の免震装置まで、私たちの暮らしに欠かせない部品といってもいいでしょう。
よく目にするのは、金属のコイル状(らせん状)のものですが、板状のものも。また、空気や液体を使ったタイプもあります。

元の形に戻ろうとする力を秘めている部品なので、「失敗を発条に、成長することができた」というように、困難にも負けずにがんばったり、成功したりしたときのたとえに使われることもあります。
もうわかりましたか?

読み方2.発条仕掛けのオルゴールのネジを、巻いたことがあるかも!

オルゴール

時計やオルゴールの中を見ると、発条がいい仕事しています。上の読み方の部品は直線的に力を伝えたり、力を吸収したりするものでしたが、こちらは巻かれた渦巻き状のものが、戻ろうとする力を利用したもの。

自動車やロボットのオモチャやオルゴールに巻くカギを指し込み、遊んだことがあるかもしれません。その巻かれているのが発条です。

最近では、災害時の非常用として、この原理を応用したラジオやライトも注目されています。

正解は「ばね」と「ぜんまい」です。

ばね

発条の「発」は「はねる」の意味。「条」は細長いものを表します。そこから、弾力性のある線状(もしくは帯状)の金属を表します。
「はねる」の名詞形「はね」が変化して、「ばね」という言葉が生まれたと考えられています。機械部品や建築物の免震装置などで発条(ばね)欠かせない部品です。

また、発条(ぜんまい)は、の祖渦巻き型の形状が、春の山菜でもなじみ深い、「ゼンマイ」に似ていることから名づけられたと言われています。子どもの頃に遊んだ、発条仕掛けのオモチャのロボットやオルゴール、懐かしいですね。

記録の確認できるもので、発条仕掛けの時計が日本に入ってきたのは1612年。徳川家康が、総督ロドリコ・デ・ビベロから目覚まし時計を献上されたのが最初とされています。

そして現代も!発条は、幾多の困難を発条に、日本のものづくりを進化させています。

この漢字にもチャレンジ!

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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

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