クイズ 連載

Sumai編集部

「雪花菜」読める?おかずになるけど野菜じゃない、栄養あるのに廃棄されてるもの

読めそうで読めない「雪花菜」

雪の花の野菜?きれいな名前ですね。確かに、雪が降り積もったようにも見えなくはありませんが、野菜ではありません。

かつては、おかずとして食卓に並ぶことが多かったのですが、今では食用になるのはごくわずかというデータも。フードロスが問題になっています。

栄養価が高いのですが、食品なのか、産業廃棄物なのか議論が大きく分かれているもの。
なんだかわかりますか?

裁判で、食品ではなく産業廃棄物と判断されたことも

裁判で有罪

健康志向で人気の豆乳や豆腐、この製造時に生まれるものです。

しかし、それでも食品としての消費は、まったく追いつかない状況。少々古いデータですが、2011年暮れに日本豆腐協会が発表したレポートによると、豆腐をつくるときに出る雪花菜は約66万トン。そのうち65%が飼料、25%が肥料用に利用。それ以外の大半が産業廃棄物として処理され、食品用に使われるのは1%以下とのこと。

かつては節約料理の頼れる食材だったのが、最近は食品としての認知度はイマイチ。

豆腐工場から雪花菜を購入して、ブタの飼料として販売した業者が、廃棄物処理法違反で検挙されたなどという事件も起こりました。最終的に最高裁まで争われましたが、雪花菜は産業廃棄物に該当すると認定され、有罪が確定。

SDGsの観点からも、今後は注目を浴びるかも!?

雪花菜

正解は「おから」です。

生の雪花菜は水分量が約70%と多く、劣化が早いことがネックになってきました。そのため、裁判所からも産廃扱いされてしまう始末。

しかし、食物繊維や植物性のたんぱく質が豊富なので、最近は乾燥させてパウダー状にした商品が人気です。
大さじ1杯でレタス約1/2個分の植物繊維がとれるというデータもあり、ヨーグルトやコーヒーに入れたり、ケーキやクッキーにしたりする人も増えています。

SDGsの目標12にも、「つくる責任、つかう責任」が明記され、食糧廃棄や廃棄物の削減が盛り込まれています。
時代に取り残されていた雪花菜ですが、今後はますます注目されていきそうです。

この漢字にもチャレンジ!

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画像/PIXTA(漢字画像を除く)

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