家づくり

Sumai編集部

トンネルの先に、ネコのトイレを設置してみたら大成功!?人もペットもモヤモヤ解消

新居でくつろぐネコ

「洗面所、トイレの中…。ネコトイレはどこに置く?」。ネコを飼っている家庭では、必ず一度は悩むこと。ネコは落ち着いたトイレ空間を好みます。人間としては、なるべく目につかずにおいが気にならない場所に、ネコトイレを設置したい!

今回は、ネコと快適に暮らすために、ネコトイレスペースを工夫、こだわりを詰め込んだ日刊住まいライターが、その模様を公開。ネコが行き来しやすいネコトンネルにも注目です!ネコと暮らす方はぜひ家づくりの参考にしてください。

なぜ食事中に?ネコと暮らす生活でのトイレ問題

以前、筆者+夫+子どもの家族3人で住んでいた1LDKのアパートでは、ダイニングとネコトイレの位置が近いことが悩みでした。なぜかネコはいつも、私たちの食事中をねらってトイレに入ることが多く、そのたびに食事を一時中断。ときにはトイレの清掃をするはめに。

そこで、新居の打ち合わせでは、食事をじゃまされずネコも落ち着いて用が足せる場所にネコトイレスペースをつくりたい!と熱く要望しました。

ネコトイレスペースの条件は、ダイニングから離れていることと、換気機能がある空間に近いこと。ハウスメーカーが提案するネコトイレ案に納得できなかった私たち夫婦は、参考になるアイデアをインスタで探り、たどり着いたのが「ネコ専用トンネル」でした。

ネコ専用トンネルとは、ネコが自由にトイレスペースへ行き来できるような壁の穴のこと。トンネルの先は換気機能のある人間用トイレや洗面所につながっています。そしてなによりも、トンネルをくぐるネコの姿がかわいい!うちのネコにもくぐらせたい!そんな軽い気持ちから計画がはじまりました。

押し入れの一部を利用して、ネコトイレスペースを設置

平面図で見たネコトイレスペース

わが家のプランでは、ダイニングから離れた位置にトイレがあったので、そこにつながるトンネルを考えました。しかし、トイレの中は狭くネコトイレを一緒に設置する余裕がないこと、人間が用を足すときに音が漏れ落ち着かないという点からボツに。

ネコトイレスペースの空間

そこで、換気機能はありませんが、トイレに隣接する和室の押し入れ下段の一部をつぶし、その裏側をネコトイレスペースとして利用する案に落ち着きました。

押し入れとネコトイレスペースの位置関係

ネコが触れている板の裏側がネコトイレスペースです。

ネコトイレスペース

スペースの大きさは、一般的なふすま一枚分の幅で、押し入れ並みの奥行きがあります。フタつきのネコトイレを置いても十分なほど。高さに余裕があったので、内部に可動棚を設け、替えのネコ砂やスコップなどを置く場所も確保できました。

リビングの壁にネコ専用トンネル!裏側には目隠しも兼ねた処理用扉が

ネコ専用トンネル

生活空間から隠しつつもネコが自由に出入りできるように、ネコトイレスペースと隣接するリビングの壁に待望のネコ専用トンネルを設けました。

ネコトイレ側からみたネコトンネル

こちらはネコトイレ側からみたネコ専用トンネル。
トンネルの大きさは、フタつきトイレの入口サイズを参考に寸法を決めました。

トイレ処理用扉

ネコトイレスペースを囲むもう一方の壁には、トイレ処理をするための人間用扉もつくり、一見しただけではネコのトイレスペースだと、わからないようになっています。

トイレ内には脱臭機や照明を設け、快適な処理ができるように

ネコトイレに設置した小型脱臭機

ネコトイレで必要な換気機能。当初は、直接ネコトイレスペースに換気扇を取りつける案もありましたが、ダクトが構造材に干渉するため実現せず、紆余曲折を末にたどり着いたのは小型脱臭機でした。

この小型脱臭機は、350ml缶くらいの大きさで電源を必要とするため、ネコトイレスペース内にはコンセントを設置しました。

ネコトイレスペース照明

また、トイレ処理をしやすくするため、手元が暗くならないように、内部天井に小型照明を設置。

引っ越し初日は、不安でトイレも食事もとらないネコでしたが、新居に住み始めて2日目からネコ専用トンネルを通り、ネコトイレスペースも使い始めました。

気になるにおいは、小型脱臭機かヒノキ床材の脱臭効果なのか今のところ不明ですが、リビングに漂うことなく快適です。ネコトイレスペースを計画される方は、ぜひ参考にしてみてください。