熱中症予防のつよ〜い味方!「経口補水液」はカンタンに作れるって知ってた?
いよいよ夏本番!毎日暑い日が続いています。暑くて心配なことダントツ1位は「熱中症」ですよね。
今年は特に暑い夏と言われており、すでに多くの方が救急搬送されています。
脱水症状の自覚症状がないまま、突然倒れるケースも少なくありません。炎天下はもちろんですが、室内でも気温や湿度が高いと熱中症になる危険性がありますので注意が必要です。
■脱水症状には「経口補水液」
熱中症は脱水症状が主な原因です。
そのため、予防に最適なのが「経口補水液」。
最近はペットボトルのものをドラッグストアなどで見かけるようになりましたよね。
経口補水液は汗に近い成分のため、スポーツドリンクよりも体内に吸収されるスピードが早く、脱水症状の回復に優れているとされています。そのため、厚生労働省も熱中症予防の飲み物として推奨しています。
そんな優秀な経口補水液は、いつも家に常備しておきたいところ。
ですが、ついつい買い忘れたり、重くて持って帰るのが大変だったり、そもそもこの暑さで買い物に出かけるのすら面倒だったり。なかなか常備しておくのは大変ですよね。
でもわざわざ買わなくても大丈夫!
経口補水液は自分で簡単に作れちゃうんです。
この作り方を知っていれば、いざという時も安心!
家にあるものだけで簡単に作れますので、ぜひ覚えておいてくださいね。
■材料
- 水 1L
- 砂糖 20~40g
- 塩 3g
- レモン汁 1/2個分(約大さじ1)
レモン汁は無ければ入れなくてもいいのですが、入れた方が圧倒的に飲みやすくなります。
さらに筋肉の働きを助けるカリウムも摂取できるというおまけ付き!
さっぱりしたスポーツドリンクのような味になるので、お子さんには入れてあげるのがおすすめですよ。
■作り方
作り方はとっても簡単で、材料を全て混ぜるだけ。砂糖が沈みやすいので、溶けるまでよ〜く混ぜてくださいね。
余っているペットボトルがあれば、混ぜるのも保管するのも簡単ですよ。
ただし、分量はしっかり計って間違えないようにしてください。
特に塩分の大量摂取は逆に不健康になる危険性が!
また、手作りの経口補水液は保存料が入っていないため長持ちしません。冷蔵庫で保管し、作り置きはせず、作ったその日のうちに飲みきるようにしてくださいね。
■美味しかったらキケン!
経口補水液は薄味なので、あまり美味しいと感じないかもしれません。
しかし、脱水症状の場合は「美味しい!」と感じることが多いようです。
それだけ体が水分や塩分を欲しているということ。自覚症状はなくても熱中症の一歩手前の“かくれ脱水”かもしれませんよ。
室内にいても安心せず、日頃からこまめに飲むように心がけてくださいね。