これで親も安心!子どもが「安全にネットをする」ためのPCスペース工夫術
お子様のいらっしゃるご家庭では、インターネットとの付き合い方はどのようにされていますか?
最近では小学校でパソコンの授業が行われていたり、最近ではネットを使って調べものをするなどの宿題が学校から出されることもあります。
筆者の時代では考えられませんでしたが、現在では当たり前になってきているのです。
ネットは便利な反面、ネット犯罪や詐欺、個人情報の流出など、心配になることも多くあります。
そこで、今回は家で子どもが安心してネットができるパソコンスペースの工夫をご紹介したいと思います。
■「閲覧時間」「親がいる前で」など、パソコンを使う前に必ず約束事を家族で決める
まず大切なのが、パソコンを使うのにあたって、必ず約束事を話し合って決めること。
例えば、1日30分以上はやらない、食事中に見ない、有害サイトの話をして絶対見ない約束など、言い聞かせるというよりも、子どもも交えた家族みんなで約束事を作ることが大切です。
わが家では、使用時間はもちろん、親がいない時間には見ないと決めて、パスワードを入力しないと見られないようにしています。
まだまだネットの怖さなどを理解できる年齢ではないので、親のいる時間のみと約束しています。
■子どもから「うっとしい」と思われず、自然に見守ることのできる場所に置くべし
子どもが小さなうちは「どんなことを調べているの?」なんて、自然に聞いても素直に答えてくれるもの。
ただ毎回、確認するのも大変ですよね!
確認される子どもも、うっとしいでしょうし……。
そこで、自分が立つところから自然にディスプレイが見える場所にパソコンスペースを作るようにします。
そうすれば、自然と安全にしようしているかを把握することができるので安心です。
当然、毎回パソコンの近くに行って、確認しなくても大丈夫ですしね。
■子どもが「孤立できるスペース」にならないよう、パソコンを配置
パソコンスペースというと、どうしても「1人でPCに向かう孤立した空間」というイメージですよね!
大人は仕事などでPCに向かって1人で黙々と作業をしなくてはいけないこともありますが、子どもにはまだ少し早いかなと思ってしまいます。
パソコンスペースをみんなが自然と見える場所にすることで、パソコンを通して会話が弾むこともあるのです。
「次のお休みにどこに出掛けようか?」
「家で簡単スイーツを作りたいけど何がいいかな?」
など、家族みんなが参加できる話題をインターネットを使って調べるなどの工夫も大切だと思います。
そうすることで、自然と子どもから、「こんなもの調べたよ!」「ここに行ってみたいな!」など家族の会話に繋がるネットライフになりますよ。
今や切っても切り離せないインターネット社会。
子どもたちにとっても、パソコンのない生活はきっと考えられないものになるでしょう。
だからこそ、正しい使い方を教えることも親の役目だと考えます。
子どもを孤立させず、家族みんなで楽しめるネット生活をパソコンスペースの配置が自然と解消させてくれます。
ぜひ参考にしていただけたらと思います。