ショック!トイレ掃除のたびに「菌を塗り広げていた」と判明
みなさん「トイレ掃除」って、どのくらいの頻度でしていますか?
20~50代の女性の約8割が「週1回以上」行っていると言われるトイレ掃除。
“トイレの神様”なんて言葉もあるように、実は、風水的にも「トイレこそ毎日掃除した方がいい」と言われています。
開運アドバイザーの北野貴子さんによると、水を使うトイレは風水上、家の中で最も厄がたまる場所なのだそう。ここが汚れていると家全体の運気や、家族の健康運も下げてしまうのだとか。
しかし、トイレ掃除には落とし穴があるって知っていましたか……?
今回はライオン株式会社が行った調査より、使う道具や拭き方の実態と洗浄効果についてご紹介しましょう。
■トイレ内の「ホコリ」は、菌まみれ!
“トイレの汚れ”というと、“便器周り”のことばかり気になってしまっていませんか?
床も、便器周りの飛び散りは気になるものの、そうでない部分はついついおざなりに……。いわんや、壁などは全く手をつけていない。
そうすると、ついつい床のスミにはホコリが……。
実は、トイレの床や壁についたホコリは、リビングや寝室などに比べて多くの菌が存在しているって知っていましたか?
ライオン株式会社が行った調査では、ホコリ1gあたりに数十万~数百万個の菌を確認できたそう。
トイレの中では、服の着脱とトイレットペーパーを使用時に切り出すため、ホコリがたまりやすいのです。
また、そのトイレのホコリには多くの菌がいるだけでなく、ホコリ自体を栄養にしてさらに増えてるという悪循環が生まれているといいます。
■「雑巾」での拭き掃除って、本当にキレイなの?
では、あなたはトイレの床をどのように掃除していますか?
4割もの家庭で行われている、「雑巾」を使用した“しっかり拭き掃除”。繰り返し使う雑巾の清潔は保たれているのでしょうか。
実は、雑巾の洗い方や使用期間、見た目の汚れ具合に関わらず、いずれの雑巾からも数千万個/枚を上回る菌が検出され、多いものでは5億個/枚もの菌がついていることが確認されました。
石鹸を使用して雑巾を洗い、きちんと外に干している雑巾からも多くの菌が検出されたことから、繰り返し使用する雑巾の清潔を保つには、漂白剤などで定期的に除菌をする必要があるそうです。
濡らした雑巾で拭き掃除を行っても、菌がついた雑巾の場合には、かえって菌を広げてしまう結果に……。
トイレの掃除をするときは、“除菌”できるクリーナーなどを使いながら、こまめに拭き取ることが大切ですよ。
【参考】