(あらすじ)
「無意味なモノ達大歓迎!」「趣味のモノは飾ってこそ!」の心情のもと、雑貨にあふれた我が家。
とうとう、憧れの「都内で庭付き平屋」を購入したものの、その新居は、夫婦2人+大型犬1匹には厳しすぎる、わずか37平米。
膨大な雑貨コレクションを持つ夫婦はモノの整理の末に、“ミニマムライフな住まい”を果たして実現したのでしょうか?
ついに今回が最終回です!
約1年間、あの手この手でモノの整理に奔走して、気付いたこととは?
狭小平屋へ大型犬と引っ越すため、あの手この手でモノを減らし始めてから、気が付くと約1年の年月がたっています。
時に苦しみ時に楽しんだモノの整理も、ようやく落ち着きを見せ始めています。
最近は、気のおけない友人を招くことも出来るようになりました。
しかし、計画当初に目指した“何も飾らない”住まいとは、かなり異なっています。
はじめは「厳選して飾るなんて自分たちには無理、であれば、いっそすべてやめるしかない!」というプランでした。

旧宅の様子
それが行動していくうちに、少しずつ変化・再認識していきます。
私も夫も、やはり家は白いキャンバスであり、そこに彩りを添える雑貨が大好き!
飾り場所を考えたり、並べ替えたりすることが生活の重要な楽しみだと。
その趣味までも変えることは無理でした。

現在のトイレの壁面
ネットオークションや人形供養で手放したコレクション達も、思い出として蘇るようなインテリアを夫婦で話し合いながら、日々構成していきました。
固定観念を捨てて空間を捻出!でも実は決断を先送りしている物も…
一方で、当初はまったく計画も想像もしていなかったモノを整理するプランがたくさんあります。
例えばお気に入りのソファを処分したり、アルバムをトイレに集約させたり、壁とベッドの間に本棚を設けるなどは、固定観念を捨てて空間を捻出しています。
ただし、すべてが上手く完結しているわけではありません。
実はまだ、どうしても整理を決断できず、先送りしている物も多く存在しているんです。
非売品フィギュアをとりあえず冷蔵庫に入れたり。
大きなアートは壁に立てたまま。
そしてこれが無くなれば、さぞスペースが空くはずの膨大なフラミンゴも格納中。
実は、こちらについては、とても面白いプランが水面下で進行中なので、実現後はご報告しますね!
ま、結論として、完全なる「すっきりミニマムライフ」は成し得なかったというわけです。
でも、新しい気付きや素敵な出会いと繋がりがたくさんありました。
そして現在、狭小の平屋で、大型犬との生活は本当に快適です。
これからもこの小さな家で、知恵を絞りながら手を加えていくことが楽しみです。
目標のひとつだった、新居を祝ってのシャンパンシャワーもやりました!
連載【ミニマライフへの道】は、今回で最終回となります。
ですが今後も、引き続き断捨離・平屋のその後や、ペットとの住まい作り、リノベやインテリアのアイデアなどを執筆していく予定です。
これからも、どうぞよろしくお願いします!
長らくお読みいただき、本当にありがとうございました。