リビングダイニングわずか10帖!コンパクトな家こそ「造り付け家具」が便利な、3つのワケ
筆者宅は、リビングダイニングが合わせて10帖ほどの、コンパクトサイズの住宅。
小さな家でもすっきり暮らしたいと考え、家を建てる際にリビングに設置したのは、「造り付けキャビネット」。
造り付け家具というと、「大きい」「圧迫感がある」などのイメージがあるかもしれませんが、築10年目の今でも、“家づくりでやって良かったこと”の1つです。
「天井から床まで、省スペースで最大の収納力を期待出来ること」「壁に一体化しているので、地震対策の面でも安心なこと」など、設置する際にある程度のメリットを予想していましたが、他にも嬉しいメリットがありました。
今回は、そのメリットをご紹介します。
■メリット1:直接「床から収納」が可能なこと
造り付け家具の場合、床からダイレクトに設置されているので、その分収納力のアップにつながります。
もし床に棚板があった場合は、今のような収納スタイルは難しかったでしょう。
床からダイレクトに収納グッズを置くことができたので、高さのある無印良品の「ポリプロピレンストッカー」も2個重ねて置けます。
■メリット2:「奥行きのある収納グッズ」が収まること
カウンター部分は奥行きが46cmあり、無印良品の収納グッズが余裕で収まります。
引き出し式の収納グッズが設置可能なことで、奥まで無駄なく使えるのでとても重宝します。
■メリット3:取扱説明書などの「書類が直接収納」できること
筆者宅の造り付けキャビネット下段の引き出しは、書類整理に最適な規格になっています。
この引き出しに、個別フォルダーと持ち出しフォルダーを使って、取扱説明書などの書類を分類して収納しています。
マチのついた持ち出しフォルダーは、冊子タイプの取り扱い説明書や、家具や自転車など、小さいサイズの取扱説明書をまとめて収納するときにとても便利です。
隣の引き出しには、子どもが学校から貰ってくるお便りなどを収納しています。
収納力の高い家具があることで、筆者宅の書類をリビングで一括収納することが可能になったのです。
約10帖の限られたスペースでは、ほんの少し散らかっているだけでも、物凄く雑然とした部屋に見えてしまいます。
そのため、出来る限り、ものは表に出さないよう心掛けています。
取り出しやすく仕舞いやすいリビング収納は欠かせない存在。
限られた空間の中で壁一面を収納に使うことは勇気がいるのですが、その方がすっきり暮らせることを実感しています。
家づくりの際は、ぜひ検討されてみるのもいかがでしょうか。