家じゅうをもう一度見直そう!「1〜2歳児」にとって家の中の危険物とは?

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小さいお子さんのいるお家では、大人が「まさか!」と思うものまで危険になってしまうことがあります。
とくに1歳を過ぎて歩き始めるようになると、行動範囲も広がるので、家中をしっかり見直して「どこに危険があるのか?」をお母さんはもう一度把握する必要がありますよね。
家の中での子どもの事故防止の為にできることはたくさんありますが、まずは「一時も目を離さない」。
これだけで、多くの事故は防げます。
また、
(1)階段にはゲートをつける
(2)床や棚など赤ちゃんの手に届く場所には口に入りそうなものは絶対に残さない
(3)コンセントにカバーを付ける
(4)棚には鍵をつける
などのさらなる工夫で、一瞬目を話したすきに……の事故も防げます。
では今回は、その他に見直したい家の中で危険になりうる物を挙げてみましょう。
■観葉植物

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素敵な観葉植物も、何にでも興味を持つ1〜2歳の赤ちゃんにとっては、得体の知れない“もうひとつのおもちゃ”。
これらも子どもの手の届かない位置の高い場所に移動する必要があります。
■2:ペットのエサ

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「ペットのエサを子どもが間違って食べてしまった!」なんて話、よく聞きます。
仮にペットのエサを食べてしまっても命に関わるわけではないけれど、これもやはり避けたいもの。
これは子どもから目を離さないことで防げますが、もしもの事を考えて、食べきらなかったエサはすぐに取り除いたり、子どもの手が届かない場所に置く等工夫することもできます。
■3:重みのない棚

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小さい子どもが本棚や食器棚を動かして揺らそうとすることってよくあるんです。
揺らした棚が倒れて子どもの上に落ちてしまう場合がありますので、家中の棚が壁や角にピッタリついていて、揺らしても倒れないかを確認するのも大切です。
■4:トイレ

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トイレのフタも注意が必要です。興味津々の赤ちゃんはフタを開けて顔を中に入れてしまうことがあるからです。
子どもは頭が重く、中をのぞいていて頭から落ちて溺れてしまったという事故も多いので、注意が必要です。
トイレのドアをいつも閉めておく、そして子どもから目を離さない。
これら2つのことを守っていれば防げる事故ですが、うっかり、そして一瞬目を話したすきに……、の事故を避けるためにフタにロックをつけることもできます。
海外のAmazonでは「Toilet Seat Lid-Lock」として、便座のフタのロックが売られていますが、日本にも似たようなものが売られているのではないでしょうか。
いかがでしたか。
他にもできることはたくさんありますが、事故を防ぐためには、まずは事故の起こりそうなポイントを把握することが大切。
その上で、できる範囲で対策を立て、ひと手間かける。これが大切なのかもしれません。