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フランスで1番有名な日本人デュオ「レ・ロマネスク」TOBIさんこだわりのインテリアアイテムは?~すまいの話、しませんか~
様々なジャンルで活躍する方をゲストに迎えて、“すまい”にまつわるお話を伺うこのシリーズ。
それぞれのライフスタイルの中で、「家に求めるもの」や「大切にしているもの」を深掘りしていきます。
第3回目は、2008年春夏のパリコレにもライブ出演、YouTube再生回数がフランスで1位を記録するなど、フランスでいちばん有名な日本人デュオ、「レ・ロマネスク」のメインボーカルのTOBIさん(写真左)が登場。
ご自身もパリに住んでいた経験のあるTOBIさんに家やインテリアのこだわりについて、伺いました。
■パリでは築年数が100年、200年の物件が当たり前!?
約10年間をパリで過ごした経験のあるTOBIさん。
パリのアパルトマンでの暮らしぶりを尋ねると、住宅事情はなかなか厳しいのだそうです。
物件が少ない上に、築年数が100年、200年なんていう部屋は当たり前。
特に配管が細くて古いために、水回りのトラブルは多いとか。
「家具付きの物件が多いですが、付いているインテリアで満足する人は少ないですね。
棚の色を塗り替えたり壁紙を貼り替えたり、ときには壁をぶち抜いたり、逆に壁をつくって2部屋にしたり……と、DIYのレベルを越えて、とにかく『自分らしい』部屋づくりにこだわっていました。」
■木に囲まれた田舎で育ったせいか、木の家具やフローリングがあまり好きじゃないんです(笑)
広島県の比婆郡(現・庄原市)の出身というTOBIさん。
すごい田舎らしく、学校の教科書の“日本の過疎地”って項目に、自分の町が載っていて驚いたそう。
そんな自然に囲まれた環境で少年期を過ごしたTOBIさんは、周りにあまりにも木が多かったせいなのか、木がむき出しの家具やフローリングがあまり好きでなく、暖色系で無機質なインテリアの方が温もりを感じるのだとか。
そんな彼の理想の家は?
「こだわりの家をつくってみたいんですが、窓から見える風景がずっと同じだと飽きそうで。
目が覚めたら家ごと引越してた!みたいなことが1年おきくらいで起きる家がいいですね(笑)」
さずかTOBIさん!
ライブのパフォーマンスだけでなく、理想な家も独創的でした。
■派手なのにどれもオシャレ!TOBIさんのオシャレアイテム3つ
ピンクの衣装がトレードマークのTOBIさんの大事にしているインテリアアイテムとは?
選びに選んだ3つ紹介していただきました。
ステージで頭の上に飾った小道具などを置いている場所。やたらにおめでたいことになってます!
自宅の床にはタイルカーペットを敷き詰めているそう。
1枚ずつはがして洗えて便利だし、手軽に模様替えができるからだとか。
お気に入りの素焼きの湯のみはTOBI さんの手づくり。
よく見るとヒゲのマーク入り!
11月4日(金)、11月5日(土)には、東京鴬谷キネマ倶楽部でツアーライブの最終公演「TOO MUCH TOUR 2016秋」を行うレ・ロマネスク。
お家やインテリア以上にこだわりまくりのパフォーマンスが展開されるライブを、ぜひ皆さんも一度、体感してみてくださいね!
撮影/灘波雄史
デュオ結成のいきさつやマル秘エピソードなどが満載。
「レ・ロマネスク OfficialGuide Book ジュテームのコリーダ」
扶桑社刊 本体1,700円+税
【取材協力】
※ レ・ロマネスク公式サイト