寒い地方ほど夫婦の幸福度は低いってホント?11月22日は”いい夫婦の日”。夫婦のあり方考えてみませんか?

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あなたは自身の結婚に満足していますか?
婚活支援サービスを展開する「株式会社パートナーエージェント」が発表した、
「夫婦の幸福度ランキング」1位の都道府県は”鹿児島県”。
次いで”宮崎県”、”沖縄県”という結果となりました。
離婚率の高さで有名な沖縄県、さらに九州は亭主関白の夫が多いイメージなのにちょっと意外ですよね。
では、幸福度が低い地域はどこなのでしょうか?
■東北や日本海側の幸福度は低い?!理由は県民性?
幸福度ランキングのグラフを見てみると、都道府県の半分27位以下には
県には東北地方や日本海側の地方が多くランクインしています。
これって理由があるんでしょうか?
そもそもランキング上位の九州・沖縄エリアは、比較的離婚率が高いエリアであるため、
結婚生活を維持している方は満足度が高いという可能性があります。
一方で、幸福度の低い、いわゆる”寒い地方”の傾向は、
東北地方の県民性、男性は寡黙な人が多く、女性は辛抱強い人が多い
から考えてみると、コミュニケーション不足が予測できますよね。

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更に、日本海側は共働き率が高く、
2010年の国勢調査で共働き家庭は、
1位福井県、2位山形県、3位島根県、4位石川県、5位富山県
という結果があるように、子育ての後は働くという妻が多いよう。
夫に頼るというより、金銭的・精神的に自立している女性が多いため、
ランキング下位になったことも考えられます。
夫婦の幸福度は県民性や働き方によって、違ってくると言えそうです。
しかし、夫婦円満のために今更県民性や、性格・考え方を変えるというのはちょっと無理な話。
夫婦がうまくいく秘訣ってあるんでしょうか?
■「いい夫婦像」やっぱり”思いやり”が大切
「株式会社プラネット」が発表した、いい夫婦に関する意識調査によると
夫婦関係がうまくいっていないと感じている人は”共通の趣味がない”と回答した人が8割に上ることが分かりました。

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確かにスポーツや、旅行などの共通の趣味があれば、一緒に過ごす時間も会話も生まれ、思い出だって増やし続けることができますよね。
”共通の趣味”と聞くと、ちょっと身構えてしまいますが、映画を見に行くこと、温泉に行ってみること、美味しいものを食べに行くことなど、
お互いに行動を共にして会話することが重要なのではないでしょうか。
さらに理想の夫婦のイメージをグラフから見てみると、”思いやり合える”がトップ。
関心は示すけど、干渉や口出ししすぎないことが重要のようです。
昔から言われている、夫婦の「あうんの呼吸」の時代とは違います。
お互いを気遣い、大切さや感謝の気持ちを言葉で伝える事こそ、現代の理想の夫婦像のようです。
いかがでしたか?
結婚して何年も経てば、
「夫なんだから、これくらい分かって欲しい!」 「妻なら分かってくれているだろう。」
なんて思っている人は多いはず。
いい夫婦の日を目の前に、お互いのパートナーへ”言葉で伝えること”、実践されてみてはいかがでしょうか?
【参考】
※11月22日は「いい夫婦の日」結婚の幸福度“QOM”1位に「鹿児島県」が躍進九州・沖縄エリアが上位独占
※<いい夫婦に関する意識調査>“うまくいっている”夫婦の秘訣は日頃の気遣いやコミュニケーション!? ~理想の夫婦像に男女間で差も~
※県民性。夫婦共働きが多いのは日本海側の県。転入、転出が多いのは東京などの大都会。