筆者は、自宅とする狭小木造平屋を購入し、1年以上に及ぶ断捨離を乗り越え、リノベと引越しをしました。
おかげさまで旧宅は無事に賃貸が決まり、ほぼ片付いた新居には友人を招いたりしながら、大型犬と快適な毎日を送っています。
しかし、またリノベ熱が復活してきてしまい…。
■終わりなきリノベ熱。チャンスがあれば何回でもやりたい!

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正直…同じ規模の断捨離は、もう絶対にコリゴリです。
てもリノベは大好き!
何回でもやりたくなります。
古くて安い不動産を買ってリノベして、気に入ってくれた人に貸すことが出来ればよいのだけれど…。
そんな時、ふと目に止まった不動産売買物件情報がありました。
そう、団地です。
■団地の魅力、大いに気になる
雑誌『リライフプラス』でも度々特集が組まれたり、団地関連の書籍も発行されるなど、その価値が見直されている「団地」。
指値(此方から購入希望額を提示すること・早い話が値引き交渉)が通れば買える価格…いやいや大きな買い物なのだから、ここは慎重に、現地を見るのは勿論、よく下調べをしなければ危険です。
築45年超えという古さなら、室内の傷みはもちろん、団地全体の建替計画だってあるかもしれません。
■これはと思う物件に出会ったら、営業担当者に買う気満々をアピール
とにかく取り扱っている大手不動産会社に電話です。
ここで、ライバル(が、いると仮定して)と差を付ける一言を発しました。
「こちらの物件を購入したいんですけど、中を見せていただいて、詳しい打ち合せできますか?」(事実、電話口の向こうでそれを聞いた担当者、一瞬の間があきました)
大抵は、購入でも賃貸でも興味のある物件があると「取りあえず見たい」とか「見せてください」程度に言いますよね?
そういう対応には慣れている不動産営業担当者に強く印象づけるには、冷静な声でこちらの本気を見せるのがポイントです。
また営業担当者も沢山の物件を担当して忙しいので、見た結果、その物件を見送るのであれば、それを率直に伝えることも大切です。
■決戦は日曜日?いよいよ内見へ
さて、心待ちにしていた週末の内見日。
待ち合わせ時間よりも早く着いて、夫と団地エリア内を歩いてみました。
驚かされたのは、敷地の広さ!団地建物同士の間隔が、非常にゆったりしています。
至るところに樹木や花が育ち、もう緑豊かな公園です。
様々な遊具やモニュメントが、まるで箱根 彫刻の森美術館のように点在しているのです。
一方で、これも重要なポイントである生活に必要な施設がどうかというと、格安スーパー・郵便局・交番・保育園・小学校・ガソリンスタンド・コンビニが隣接。
これなら、電車の駅からは遠くても借りる人はいそうです。環境面のチェックは合格。
待ち合わせ時間になり、部屋の外、営業の方が2人で紙袋一杯の資料を抱え、立っていました。
1人とばかり思っていたので少しびっくりしましたが、それだけ相手も成約に期待を込めているのかも。
挨拶と名刺交換を交わし、いよいよ室内へと案内が始まりました。
続きはまた次回!