出番の少ない冬こそ製氷機を掃除するチャンス!お酢を使って見えない汚れも”酢ッキリ”!
夏の間には大活躍だった「製氷機」。
メーカーによって形や仕組みは違えど、タンクに水を入れるだけで常に一定の氷を作り続けてくれるという、便利な機能ですよね!
ただ夏は毎日フル稼働だった製氷機も、冬のこの時期はめっきり使わなくなります。
そんな氷を使わない今こそ掃除のチャンスなんですよ~!
■汚れているのは、給水タンクだけじゃない!
給水タンク部分は簡単に取り外せますし、日頃からお手入れしてる方も多いと思います。
でも、その奥の方って?
水アカやカビ、雑菌は大丈夫?
実は見えない奥の方にも夏の汚れが溜まっているんです!
そんな汚れた氷を食べていると思うとゾッとしますよね…。
そうは言っても、一体どうすればいいのか分からない…という方が多いと思います。
今は製氷機用の洗剤も売られているのですが、氷って直接口にするものですし、成分のよく分からない洗剤を使うのは何となく不安ですよね。
でも、そんな洗剤を使わなくても、家にあるもので簡単にお掃除できちゃうんです!
■使うのは「お酢」だけ!
使うのは「お酢」だけ。
お酢にも種類がありますが、調味料が入っていない穀物酢や米酢を使ってください。
お酢に殺菌作用があるのはよく知られていますが、効果はそれだけじゃありません。
水アカはアルカリ性。
そのため、酸性の酢を使うことで中和して落としてくれるんです。
これは水回りのお掃除にも使われる化学的なテクニックですね!
酢ならお家にありますし、思い立った時にすぐできます。
また、食品なので万が一口に入ったとしても大丈夫。
市販の薬品より安心感がありますよね。
では、掃除の方法を詳しく紹介いたします。
■水と酢の比率は「2:1」がベスト
まず最初に、給水タンクについているフィルターは外しておいてください。酢が染み込むと匂いが取れにくいです。
フィルターを外したら、水と酢を入れていきます。その割合は水2:酢1。
これを覚えておけばどんな冷蔵庫でもOKです!
まず給水タンクに水を3分の2ほど入れます。
きっちり計らなくても、だいたいで大丈夫ですよ。
さらに、お酢を3分の1ほど入れて満水にします。工程はたったこれだけ!
あとはいつも通りに冷蔵庫にセットして、酢水がなくなるまで製氷してください。掃除も製氷機自身に任せちゃいましょう!
ただし、この氷は食べられませんので処分してくださいね。
■最後に、水だけを入れて製氷
そのままだとまだ製氷機内に酢の成分や香りが残っています。
これを洗い流すために、今度は水だけで製氷します。
これも食べないでくださいね。
それでも酢の匂いが気になるならもう1度繰り返してください。
ここまで終わったらすべて終了!
見えない部分までしっかりキレイになりました。
氷が以前より美味しく感じるかも!
■掃除中は、必ず張り紙をつけよう!
ただし注意点が1つ!
この掃除の最中、家族の誰かが氷を食べたら大変!
そのため「使用禁止!」や「食べるな!」などのわかりやすい張り紙をしておきましょう。
いかがでしたか?
見えない部分にカビや菌がいると思うと、今すぐ掃除せずにいられませんね。
この方法ならお酢を加えるだけなので本当に簡単です。
またコスパもいいですよね。
冷蔵庫の大掃除のついでに製氷機もしっかり洗ってあげましょう!