メールで済ます派?キチンと送る派?新年のご挨拶「年賀状」の効果は,絶大ってホント!?

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「年賀状」は出しますか?
インターネットの普及や、SNSで手軽に連絡を取れる時代。
わざわざ新年の挨拶を葉書でしなくても…という、”年賀状離れ”の声はもうだいぶ前から聞いていますよね。
年賀状は文面、宛名だけでなく場合によっては写真などの準備が必要!
メールと比べるとかなり手間のかかる年賀状ですが、年賀状の効果って実は大きいってご存知ですか?
■年賀状を送ること=あなたの印象がよくなる!?
「株式会社シー・コネクト」が運営する通販サイト「インク革命.COM」は、10代以上の男女810人に対し、年賀状についてのアンケート調査を実施。
プライベートのみ送る、仕事関係のみ送る、仕事もプライベートも両方送る
と回答した人は98%にのぼり、
”年賀状を一切送らない”と回答した人はわずかに2%という結果となりました。
メールやSNSの時代とは言え、年賀状を出す人の方が多いということが分かりますよね。
さらに”年賀状をもらうと嬉しい”と回答した人はなんと9割以上!
確かに年賀状をもらうと、なかなか会えない遠方の友人の近況を知ることができたり、自分のことを覚えていてくれたんだ!と感動することもありますよね。
だから、年賀状を送ってくれた相手に好印象を抱くのも納得。
わざわざ自分のために葉書を準備してくれたというだけでも嬉しいのに、コメントも添えてあったりすると嬉しさは倍増。
仕事関係の方からもらうと今年も頑張ろうという気分になるだけでなく、キチンとした人、という印象まで与えてくれます。

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アンケートの中には、長年連絡が途絶えていたのに、年賀状がきっかけで結婚に繋がった、という驚きの回答も!!
9割以上がもらうと嬉しいと感じる年賀状。
自分の印象や評価がプラスになるためだけに送るのは苦痛ですが、思わぬ幸せが訪れるかもしれませんし、あなたから年賀状を貰ったら嬉しい人はきっといる!
そう考えると年賀状の準備も楽しくなりそうですよね。
■こちらから出していなくても、年賀状をもらったら?
いいことだらけの年賀状ですが、忙しい年末年始。
年賀状を準備できる自信がない…という方も、もちろんいらっしゃるかと思います。
親しい友人からの場合、メールで忙しい旨を伝え、新年の挨拶をするのはアリかもしれませんが…。
会社の上司からなど目上の方からの場合、やはり年賀状を返信するのがマナー。

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”松の内”といって、年賀状を出す時期は決まっているので、1月7日までに届くものは年賀状として出すことができるので、なるべく早めに出す方がよいでしょう。
この松の内を過ぎてしまう場合は、”寒中見舞い”を出さなければなりません。
寒中見舞いは松の内が明けてからの、1月8日頃以降~2月4日頃までに出すもの。
マナーや文例を確認して、相手に失礼のないように送ることをおすすめします。
年賀状を出す予定が無い人も、毎年年賀状を送ってくれる人が分かっているのであれば事前に準備しておくといいかもしれませんね。
いかがでしたか?
新年の挨拶の年賀状。
それぞれ事情があるので年賀状は無理に送る必要は無いと、筆者は思っていますが…。
年賀状は新年の挨拶だけでなく、旧年中の”感謝”を伝える素晴らしいツールでもあると筆者は思っています。
また、連絡を取りたいと思っている相手との関係を改めてスタートさせる”きっかけ”を作ってくれるのも年賀状のいいところ。
手間はかかりますが自分なりに年賀状のよさをみつけて、送ってみてはいかがでしょうか?
【参考】