【こだわりのない、大切な家】突然ですがあなたは”衝動買い派”ですか?
はじめまして、キタノです。会社員の夫、小5の長男、小3の長女、の4人家族です。
2009年の冬、北海道に家を建てました。
その頃、私の周りに突如訪れた“マイホームラッシュ”。
この波に乗っかって建てたのが、【こだわりのない、大切な家】。
家づくりは誰にとっても特別なことで、わが家にとっては初めての体験でもあります。
何が正解で何が不正解なのか、右も左もわからないまま、今の家が完成しました。
前提として言えるのは”家を建てたことに後悔はありません”。
しかし、7年もたつと「2度目があるならこうしよう!」と、そんな思いはたくさんあります。
”人のふり見て我がふり直せ”ととよく言われますが、 これから家づくりを考えている方に「私の時には……」と参考にしていただけたら嬉しいです。
■順応力が高いもので(笑)“マイホームラッシュ”の波に簡単に流されました
わが家が家づくりを考え初めたのは、長男が3歳になるころ。
子供もママも同じ境遇の者同士が強く癒着……もとい、絆が深まる時期でもあります。
ママ友ファミリーが家を買おうものなら、その感染力はものすごく、競い合うように次々と家を購入し始めました。
なにが言いたいかと申しますと、”勢いで家を買ってしまった”ということです。
”しまった”と言うと、後悔しているかのようですが、家を買ったこと自体は後悔していません。
ですが、勢いが良すぎた部分については、ちょっと後悔が残ります。
毎月の住宅ローンが始まって、自由に使えるお金が減ってしまったことも事実ですが、あの頃に時間を巻き戻すことができたとしても、また同じように家を買うことでしょう。
■あなたは欲しいものがあったとき「衝動買い派」? それとも「じっくり考える派」?
私は断然、「衝動買い派」。
行動力があると言ってほしいところではありますが、漬物を漬けても浸かる前にすべて食べてしまう、そんな性格の持ち主です。
決断を急ぐ傾向があると思います。
私は今「日刊Sumai」を見ている方を、大変羨ましく感じています。
どういうことかと申しますと、わが家を買ったのは今から7年前。
スマホの普及もまだまだで、スキマ時間に情報を集められる環境も整わず、情報不足であったといえます。
パソコンはあったもののネット上の情報もまだまだ薄く、”百聞は一見に如かず”と住宅展示場やモデルハウスを見て歩きました。
”目で見たものしか信用しない!”と言えばかっこいいですが、非効率で正直くたびれました。
■家に何を求めますか? 「安らぎ」? 「癒し」? それとも…
まるで恋人に求めるような言葉ですが、まさにその通りだと感じています。
”居心地のいい家”と”伴侶といるときの居心地よさ”。
とても似ていると感じます。
「家との出会いは結婚のようなもの!」と、家を買うときの営業さんが、自信たっぷりに言い放っていたのを思い出します。
今になってその意味がよくわかります。
もしも気に入らない家を買ってしまうと、不満ばかりがつのることでしょう。
おそらく100%完璧な家を建てるのは、とても難しい事です。
お子様がいるご家庭はとくに、その成長とともに住みやすい家の形が変わってきます。しかも1年ごとに。
とはいえ、なるべく後悔はしたくない!
100%に近づけたい!誰もがそう願っています。
そのためには”リサーチ”が命です。
もっと家を建てた経験者の話や、失敗談に耳を傾けることが必要だったと感じます。
とはいえ家はリノベーションや増築などで、住みやすい家に近づけることも可能ですし、不安ばかりを抱いていたら、楽しい家づくりが台無しです。
将来の幸せを想像しながら、良い家づくりを楽しみましょう。
ところで夫はリノベ……可能でしょうか?