材料はすべてセリアで揃う!3ステップで完成!「3WAYウッドボックス」の作り方
本日は、重厚なヴィンテージ感が漂うウッドボックスの作り方をご紹介したいと思います。
今回ご紹介するウッドボックスですが、一般的な「コンテナボックス」とはちょっと使い勝手が違うんです。
横置きで使えば収納力たっぷりなコンテナボックスとして、逆さまに裏返して使えばちょっとしたサイドテーブルやディスプレイラックとして、また、縦置きで使えばジャンクな2段ラックとして使えるという、1粒で3度おいしい「3WAYウッドボックス」なんです!
そんな、自由自在の使い勝手が新しいこちらのウッドボックスを、わずか3手順&100均アイテムだけを使って作ってみようと思います。
■材料となる100均アイテムはこちら
「45cm×9cmの木板」を6枚と、「ウッドデッキパネル」を2枚用意します。
これ以外にデザインアクセント用として英字の「転写シール」を使いますが、これらも含めてすべてセリアで購入することができます。
以上の材料が揃ったら、早速作ってみましょう!
■ウッドボックス本体を作る
ウッドデッキパネル2枚の両端に、木板4枚を各々瞬間接着剤で接着し、ボックスの側面部分を作ります。
木板がしっかりと接着されたら、ボックスの底面となる部分にも木板2枚をネジ止めします。
今回はボックス内に重量物を入れたりボックスを頻繁に移動させたりすることを想定していないため、側面部分の木板を瞬間接着剤で接着しましたが、実用家具としての使用を前提とする場合は、すべての木板をしっかりとネジ止めすることをオススメします。
これでウッドボックス本体が完成しました。
■ウッドボックスを塗装し、転写シールでデザインアクセントを入れる
完成したウッドボックス全体を、ステイン塗料で塗装します。
「ステイン塗料」というのは、地の木目が透けたように見えるニスのような塗料ですが、塗装の際はムラ無く丁寧に塗るのではなく、ヴィンテージテイストの持ち味である「ジャンク感」を出すために、あえて塗りムラを出しながら仕上げるのがポイントです。
所々ホワイトやブラックの塗料を点々と染みこませ、経年のダメージ感を入れることにより、一層リアルなヴィンテージテイストを演出できます。
塗料が完全に乾いたら英字の「転写シール」を使って文字を入れ、ボックスにデザインアクセントを施します。
転写シールもそのまま貼るだけでなく、所々カッターで削ることによってダメージ感をプラスし、ヴィンテージの風合いを演出します。
これで、ヴィンテージ感漂うウッドボックスが完成しました!
このままの形でも、もちろん十分実用的なコンテナボックスとして使うことができます。
また、逆さまにすればサイドテーブルやディスプレイラックとしても使うことができる2WAY仕様のウッドボックスなのですが、ここでもう1プロセス加えることによって「2段ラック」としても使えるようになるんです。
■ さらにアレンジ!コンテナボックスを2段ラックにしてみよう
1cm角程度の角材2本と、ウッドボックスの側面で使ったものと同じ木板を2枚用意します。
角材、木板ともにウッドボックスの内寸幅に合わせてカットし、あらかじめステイン塗料で塗装しておきます。
塗料が完全に乾いたら、角材をウッドボックスにネジでしっかりと固定し、角材の上に木板2枚を乗せれば完成。
たったこれだけで、実用度満点のおしゃれなヴィンテージ2段ラックになりました!
横置きで使えば収納力たっぷりなコンテナボックスとして、
逆さまに裏返して使えばサイドテーブルや小物雑貨のディスプレイラックとして、
縦置きで使えば実用度満点のジャンクな2段ラックとして使えるという、便利でおしゃれなこちらの3WAYウッドラック。
作り方もカンタンで、すべての材料が100円ショップで揃うところも大きな魅力ですよね。
人気のヴィンテージテイストを取り入れたインテリアアイテムの1つとして、皆さんもぜひ作ってみて下さい!