使い勝手はどう?ニトリの「取っ手が取れるフライパン」を試してみました!
まずは、こちらの残念なフライパンをご覧ください。
1年ほど前に、近所のスーパーで購入したフッ素加工のフライパンです。
だましだまし今日まで使い続けてきましたが、もう限界です……。
悲しいけれど、もうお別れです……。
フライパンに貼り付いた焼きそばが、未練たっぷりの筆者の背中を押したのでした。
■気になっていたニトリの「取っ手が取れるフライパン」を購入してみました
この時すでに着目していたのは、ニトリの「取っ手が取れるフライパン(トレル)」
料理や家事の時間を1分、1秒でも短縮したい筆者にとって、そのまま食卓に出せるのは魅力的。
他社の「取っ手が取れるシリーズ」は以前にも使ったことがありました。
しかし、その時のフライパンも、結局はしばらくするとこびり付いてしまったこと、値段がちょっとお高めであったことがネックとなり、リビートはせず。
結局、持ち手の着いた安価なフライパンをとっかえひっかえ使い続けてまいりました。
今回購入した「ニトリの取っ手が取れるライパン」の内訳はコチラです。
- 26㎝フライパン 1,380円(税別)
- 26㎝ガラスふた 925円(税別)
- 着脱ハンドル 740円(税別)
合計3,045円(税別)
ハンドルとふたは、今後使いまわせると考えて初期出費に計上。
ですので、実質フライパンの値段は1,380円と考えます。
選べるカラーはフライパン、ハンドルともに「レッド」「ブラック」の2色。(ふたはブラックのみ)
「ガス火」「IH200V/100V」対応です。
ほかにも16cmサイズのフライパンや鍋など数種類を取りそろえています。
シリーズで揃えて重ねれば、場所を取らない優れものです。
一気に揃えたい方は、おトクなセット販売もありますよ。
■トレルシリーズの「ガラスぶた」と「着脱ハンドル」を使ってみて
・着脱ハンドル
親指、人差し指、中指の、片手操作が可能です。
思っていた以上に、しっかりとフライパンに食らいついて離しません。
フライパンを頻繁に振る調理をする場合は安定感が気になりますが、IHをお使いの方は”振る調理”はあまりしないかもしれませんね。
付け方は簡単。フライパンのフチにセットし、レバーを「lock」の位置に回すだけ。
取り外しは2段階。「open」にレバーをセットした時は半ロック状態に。
指もとのプレスボタンを両側から押すと完全に外れます。
調理中の“うっかり”にも安全な仕組みだと感じました。
・ガラスぶた
強化ガラスのふたから中の様子が見えますが、調理中は水滴がついてしまうので、ぼんやりとしてしまいます。
周りに縁どられた黒い部分はシリ―コン素材(耐熱温度220℃)です。
ふたをした時の、カチャカチャする金属音がしません。
ここ、ポイント高いですよね!
ふたのツマミはフェノール樹脂の堅い素材です。
ツマミ部分の引っ掛かる”くぼみが浅い”ので、持ち上げる時に指の力が必要だと感じました。
1番大きなガラスふた(26cm)は660gあります。
これまで軽いふたをお使いの方は重く感じるかもしれません。
■さっそく焼きそばを作ってみました!その出来映えは?
トレルシリーズのフライパンには、はり底があり、重量があることから、安定感があります。
ハンドルはフライパンが動かないように支える程度なので”ぐらつき”は感じません。
新しいので食材の滑りが良く、火の通りもまったく問題ありません。
フタを置こうとした時です。
「あ、置くところがない……」
これまで我が家では立てて使えるフタを使用していたため、一瞬置き場所に困りました。
立てているフタは、これまで我が家で使っていたフタです。
アルミ製のため、塗装が剥げて銀色の部分が見えてしまっていますね。
ハンドルは丸洗い「不可」です。
水が入りサビなどが原因で、動きが悪くなる可能性があるためです。
しかし調理をすると、どうしてもハンドルに食材が触れてしまいますので、布でふき取るなどの手入れが必要になります。
■食卓に”直接置ける”ことが、我が家にとって最大のメリットかも!
結論としては、大皿料理が多い筆者宅では「大活躍の予感」。
個々に食べる量がまちまちで、それぞれに配膳しても残してしまう無駄が気になる家族にも重宝しそうです。
洗い物が減ること、温かい状態で出せる点も、卓上に出せるフライパンの価値を感じます。
■フライパンを捨てる”罪悪感”から少しだけ”解放”されるというメリットも
使った後は、サッと水洗いすれば汚れが”するん”と落ちます。
フッ素加工のフライパンはいずれ処分しなくてはならない日がやってきます。
でも、このお値段なら……と思えました。
取っ手を使いまわして使用できる分だけ、フライパンを捨てなければならない”罪悪感”から少しだけ”解放”されるかもしれません。
その後、1週間のうち食卓に登場したのは3回。
使えば使うほど「これいいかも」という気持ちが高まり、1週間後には「炒め鍋」も購入してしまいました。
炒め鍋ごと食卓にのぼることはなさそうですが、お皿感覚で鍋が洗えるのでちょっとだけストレスフリー。
同じ直径26cmなので同じふたが使えます。もちろん同じハンドルも。
このフライパンたちが、焦げ付かずにどれだけ活躍してくれるかも重要ですが、取っ手が取れるという最大のメリットが筆者にとっては”花マル”評価。
もちろんこのお値段があってこそ。
今後も末永いお付き合いを約束し、無事我が家のキッチンの仲間入りを果たしました。
いかがでしたか。
気になる方は、ぜひお宅のキッチンにも招き入れてみてはいかがでしょうか?