「香活性」って?家庭の幸福度アップの秘訣は香りにアリ?

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家に帰ってくると部屋の匂いにホッとしたり、お風呂上りのタオルの匂いに癒されたり。
家の中の”香り”って、意識していなくても、私たちを幸せにしてくれるものだと思いませんか?
実はこの家の中の”香り”、気を遣う、遣わないで家庭の幸福度に差が出でくること、ご存知でしたか?

【香りに気を遣っている・遣っていいない家庭それぞれの 幸福度数(n=800) 】
■目にはなかなか見えづらい”香りへの気遣い”と”幸福度”の関係とは?

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「NSファーファ・ジャパン株式会社」は20代から60代の既婚の男女(計800名)を対象に、
「香活性(こうかっせい)(※1)に関する意識調査」を実施。
家庭の幸せの象徴ともいえる子どもの笑顔ですが、
”子どもの笑顔の多さ”についての質問に対する結果を見てみると……。
家の中の香りに気を遣っている家庭の方が、そうでない家庭に比べ、
「とても多いと思う」「多いと思う」と回答したポイントが約20ポイントも高いという結果となりました。
香りに気遣うことが、子どもの笑顔を増やす一因となっている、と捉えてもよさそうですよね。
香りに気を遣うことは、家族を思いやること。
その思いやりが家族を笑顔にし、幸福度もアップする。
目に見えない香りがここまで幸福度を高めてくれるとは驚きですよね。
※1 香活性の定義についてNSファーファ・ジャパンでは、「香りによって日々の生活が活き活きとすること」を香りによる活性化、“香活性”と定義づけています。
■香りで記憶が蘇る!嗅覚と感性の関係

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香りによって、過去の記憶が蘇ったりすることってありますよね。
筆者は、大好きな旅行先と同じ匂いがする場所へ行くと自然と気分が高まるのですが……。
その度に嗅覚と記憶は繋がっていて、こんなにも自分の気分を左右するものなんだなと驚かされます。
”嗅覚は感性にひびく”といわれており、先に理性が働く視覚や聴覚、触覚、味覚の他の感覚と違い、感情や記憶をつかさどる部分が本能行動に直接伝わります。
一度いやな匂いと感じるとその匂いを理屈抜きで嫌になってしまうこと、匂いで昔の出来事を思い出すのはそのため。
いい香りの製品を使いたいと思う理由も、
”香りで自分の印象をよくしたい”、”気分を高めたい、癒されたい”が上位に挙がります。
香りに気を遣うことは日々の生活を幸せにする秘訣のようです。

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みんなが集まるリビングでは家族の好みの香りを見つけてみたり、毎日使うタオルや寝室のシーツ、子ども部屋に適した香りを探してみたりするといいかもしれません。
無意識のうちに家族の生活を幸せにしてくれる香り、気を遣うことは価値がありそうですね!
いかがでしたか?
家族の幸福度を高めるには様々な方法があると思いますが、目に見えない香りの気遣いも幸福度アップに繋がるとは意外です!
2017年は香りに気遣う生活を試してみてはいかがでしょうか?
【参考】
※ 【香活性に関する意識調査】香りに気を遣う家庭の9割以上が子どもの笑顔が多いという結果に 香りに気を遣っている家庭は幸福度もアップ!