空間の印象を大きく左右する!ときめく「ドア」と出会う方法 ~ネットで見つけた私らしい暮らし
アパレルでディスプレイ担当(ウィンドウや店内の装飾)をしているeiriyです。
2年前に都内で築45年超のヴィンテージマンションを購入し、現在は夫・娘(1歳)と3人で暮らしています。
中途半端にリフォームされていない、いわゆる現況物件を購入し、フルリノベーションしました。
この連載では、自宅のリノベーションについてご紹介していきます。
今回のテーマは「ドア」です。
最初はこだわりがなかったけど、今では超お気に入り!我が家の「名脇役」のドア

左がサニタリーのドア、右が寝室のドアです
我が家には室内ドアが2枚あります。
リノベーションをするまで、正直言うと、ドアにあまり興味はありませんでした(笑)。
中古マンションをリノベすることに決め、いろいろなことを進めていくうちに、工務店さんから「建具(ドア)はどうしますか?」と聞かれて初めて、ドアについて考え始めたくらいです。
「こんなドアの家に住みたい!」と思って、家作りすることは少ないかもしれません。
でも「ドアにとことんこだわって理想のインテリアを叶えたい!」が家作りのスタートでもアリだと思っています。
まずはネットや雑誌で好みのドアを見つけよう!
リノベーションを決めたきっかけは、以前の記事にも書いたように、主役となるダイニングテーブルでした。
ドアを選ぶ基準もその家具に合うかどうかというのが前提となりました。
ピンタレストやリノベーション雑誌でとにかく片っ端からドアを見始めると、大体の方向性として「塗装した木製ドアに窓が付いたものが好きかも」と、分かってきました。

Pintarestのマイページ

リノベーション雑誌で参考にしたページ
あとは、最も好みのものに行き着くだけです。
好みのドアと巡り合う方法は、いくつかある
好みのドアと巡り合う方法はいくつかありますが、私が検討した方法を3つ、ご紹介しますね。
【1:ネットでアンティークのドアを探す】
アンティークのドアって憧れますよね。
仕事のディスプレイでもアンティークのドアを何度か使ったことがあり、ドア1枚置くだけでディスプレイがビシッとキマっていたのがその理由の一つでした。
そこでアンティークドアをネットで探していると、「VINTAGE+」というショップを発見。
かっこいいアンティークのドアがいっぱい!ウキウキしました。
早速問い合わせてみたのですが、ちょうど良いサイズと好きな風合いが合うものを探すのが難しいということが判明。
おお、残念……。
いろいろと提案もしていただいたのですが、こちらでは「コレだ!」というものに出会うことが叶いませんでした。
【2:工務店に製作してもらう】

Kzenon / PIXTA
実は、これが一番簡単なのかもしれません。
リノベーションでお世話になっている同じ設計士さん、職人さんに作ってもらうのですから。
私の好みも伝わりやすいはず。
でも悪く言えば、安っぽく仕上がってしまう恐れも。
ということで、工務店さんへの依頼は最終手段にすることにしました。
【3:既製品で好みのものを探す】
次の手段として、ドア専門店で好みのドアを探すことにしました。
水周りで巡ったメーカーにもドアの取扱があり、チェックしていたのですが、我が家のイメージにあるドアが見つかりませんでした。
そんな時に出会ったのが、インテリアサイトの「Roomclip」で見つけたお宅のドア。
すぐに連絡を取り「どこのドアですか?」と質問しました。
するとすぐにお返事いただき、「J-max」さんを紹介していただきました。
こちらのお店の品揃えは種類もサイズも豊富でしたので、設計図を見ながら詳細にサイズをチョイスできます。
また、その他の要件等については工務店さんと直接やり取りしていただくことができたので不安もありませんでした。
納品後の最終仕上げとして、工務店さんにイメージを伝えて塗装していただきました。
ドアノブや鍵にも、とことんこだわりたかった!

DenBoma / PIXTA
ドアノブと鍵は、自分はアメリカンテイストが好みだと分かったので、NYのカフェや空港のトイレをイメージして探しました(笑)。
とくに CLOSE(ENGAGED)、 OPEN(
アメリカの業務用パーツを売っているお店も覗きましたが、ドアを購入したJ-maxさんにまさに欲しいドアノブと表示錠を発見!
即決しました!

我が家のドアノブと鍵
「壁」との相性を考え、黒ではなく、実はブラックに限りなく近いブラウンに!

photo koji yamada
このドア、こだわりが功を奏し、友人が来た際や取材を受けた際には、結構ほめられます(やった!)。
そこまで凝ったデザインのドアではないのですが、色がなかなか見かけないもののようです。
一見ブラックに見えますが、実はブラックに限りなく近いブラウン。
この色の決め手は、次回お話しする予定の「壁」の色に合わせるため。
ブラックではなくブラウンにしたおかげで重くなりすぎず、いい存在感あるドアになったようです。
はじめは気にもしていなかったドアが、我が家の「名脇役」になったのです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。