簡単には捨てられない!「子どもの作品」を上手に保存&片付けるテクニック4つ
子どもの作品って、気がつくとあっという間にたまってしまいます。
どのご家庭でも「子どもの作品をどう片付けようか」と悩んだ結果、クローゼットや収納スペースへ押し込んでしまうケースも多いのではないでしょうか。
当然のことですが、すべての作品を保管しておくことは難しいです。
量の多さや大きさもそうですし、時間が経つと壊れてしまう物も出てくるでしょう。
そういった作品達をうまく保存&片付けるテクニックを提案したいと思います。
■1・飾れる物は、期間を決めて飾る
飾ることのできる大きさの作品は、期間を決めて飾りましょう。
その時に、「タイトル・作成日・名前」をつけておくと片付け時期がわかりやすいです。
ダイソーやセリアなどで、アクリルタイプのネームプレートが売られていますので、そうしたものを利用すると便利です。
作品を飾ってあげることで、子どもに自信をつけることにもなります。
家族がよく目にする場所に飾っておけば、自然と話題にのぼるため、子どもに自己肯定感を持たせることができるんです。
■2・処分する前に、作品を写真に撮って保存する
飾った作品は、決めた期間がきたら、片付ける前に作者であるお子さんと作品を一緒に写真に収めます。
とくに大きめの作品は、長い期間取っておくのが難しいので、写真はオススメです。
習字や絵などは、お子さんと一緒に撮ってもいいですが、できれば作品のみを“1点ずつ”写します。
作品部分だけを切り取って、タイトルをつけてまとめてアルバムや作品集などに貼り付けると、ずっと取っておけます。
■3・子どもからもらった手紙やカードは「ファイリング」すれば、かさばらない
「ママ大好き!」「いつもありがとう」など、子どもが感謝の気持ちを絵や言葉にして、手紙でくれることもあるでしょう。
ひとつひとつに思い入れがあり、どうしてもたまってしまいがちです。
こうした手紙やカード類は、ファイリングして取っておくとかさばりません。
なくしたり、置きっぱなしにしたりして、子どもにがっかりした気分を味わせてしまうこともなくなります。
冷蔵庫などに数日貼っておくのもいいですが、紙は劣化しやすいので、できるだけ早めにファイリングしておきましょう。
特に思い出深いものはラミネート加工をして、マグネットをつけたりしてもいいですね。
■4・処分の目途は半年。”いないうちにこっそりと”が鉄則!
園ではその都度、作品を持ち帰ってきますし、小学校は学期末や年度末に一気に持ち帰ってくることでしょう。
その場ですぐに写真に収めて捨ててしまってもいいですが、あまりに早く処分しすぎると、子どもが思い出して「見たい」と言い出すこともあります。
ですので、持ち帰ってから半年を目処にして処分するようにしましょう。

Cipariss / PIXTA
処分する際は、新聞紙にくるむなどして外から見てわからないように目隠しをしましょう。
それらの作業は子どもがいない時に行います。
見せてしまうと、やはり傷つきますから。
だから、”いないうちにこっそりと”を徹底しましょう。
いかがでしたか。
子どもが作った作品を長期間保存するのは、なかなか難しいもの。
著者もさまざまなことを試してみましたが、写真に撮っておくことが一番効果的だと実感しています。
貴重な収納スペースを取られてしまうこともなくなりますし、思い出として家族で共有し合えるからです。
自分なりのルールを決めておくことで、ストレスなく、大切な思い出も取っておくことができます。
ぜひ試してみてくださいね。