「カーテン」だけじゃない!光をオシャレに取り入れるウィンドウトリートメント6つ
光をオシャレに取り入れるウィンドウトリートメント。
ウィンドートリートメントは、カーテンやブラインドのような窓周りの装飾全般のこと。
今回はカーテン以外の魅力的なウィンドウトリートメントを6つご紹介したいと思います。
1.部屋をすっきり見せてくれる「バーチカルブラインド」
オフィスなどでよく使われる商品ですが、最近では一般家庭でも主にリビングなどでよく使われています。
マンションなどの大きい窓などにも最適な商品です。
大きい窓にカーテンを取り付けると、どうしてもボリュームが出てしまいますよね。
そんなときにオススメしたいのが「バーチカルブラインド」。
縦型ブラインドとも言い細長い布地が縦に並んでいて、羽が回転する事で日差しを調整できるようになっています。
裾にはボトムコードという紐がついていて、バラバラにならないようになっています。
こんなグラデーション仕様も!
壁紙のダークブルーのアクセントに合わせて、バーチカルブラインドをコーディネートしてみました。
自分の好きな色を指定できるので、家の雰囲気に合わせこのようにコーディネートする事もできます。
2.遊び心のある可愛いデザインもある「ロールスクリーン」
この商品は、様々な場所で見かけた事があるかもしれません。
生地がロール状になっていて、チェーンで上げ下げの操作をします。
家の中をすべて「ロールスクリーン」で揃える方もいらっしゃいます。
このように内付けで取り付けすると、さらにスッキリして見えます。
遮光タイプやレース状の生地などデザインや機能のバリエーションも豊富で、私もいつも選ぶのに迷ってしまいます。
子ども部屋などは、遊び心のある可愛いデザインなどにするのも楽しいですね。
新築物件によく見かけるこのような連窓にも、ロールスクリーンを1台外付で取り付けると、コスト面も抑える事ができます。
ロールスクリーンを上げてしまうと家の中が丸見えになってしまう……。
こういう場合にはレースカーテンを外付に付けて、「レースINロールスクリーン」というスタイルもあります(ただしロールスクリーン内付の場合のみ)。
3.光をコントロールできる「調光ロールスクリーン」
これは設計会社でインテリア担当をしている私がお客様にオススメして、とても気に入っていただいた商品になります。
前後に配置されたボーダー柄(厚地&レース地)のスクリーンをチェーン操作で上下に動かすことで、光をコントロールできる、とてもオシャレなロールスクリーン!

レース地を出した場合

レース地を閉じた場合
このように1台のロールスクリーンで、2つの役割を果たしてくれる優れものです!
光を入れたい時はレース地を出すようにチェーンで操作し、西日などで眩しい時はレース地をなくし、普通のロールスクリーンのような状態にする事ができます。
メーカーにもよりますが、上の写真のような小窓タイプも販売しているので、内付で窓枠の中に納める事もできます。
4.和の雰囲気をプラスする事ができる「プリーツスクリーン」
和室などによく使われる「プリーツスクリーン」。
和紙だけではなく、布地のプリーツスクリーンや遮光タイプもあります。
和紙のものを選べば、和の雰囲気をプラスする事もできますね。
レース地のタイプもあるのでツインスタイルとしての取付もできます。
5.部屋の雰囲気を引き締めてくれる「ウッドブラインド」
こちらは木製の「ウッドブラインド」。
見た目もカッコよく、部屋の雰囲気を引き締めてくれます。
建具の色に合わせると、より統一感が出てスタイリッシュな印象に!
天然木を使っているものは高級感がありますが、当然価格も少し高くなります。
ウッドブラインドを付けたいけど価格が高いな……。
このような方にオススメの商品もあります。
6.お手頃価格でエコな「バンブーブラインド」
ウッドブラインドを付けたいけど価格が高いな……。
このような方にオススメの商品が「バンブーブラインド」です。
見た目的は木のように見えますが、竹で作られているので価格がお手頃で、しかも地球にやさしいエコ素材。
こちらもよくお客様にオススメしています。
デメリットと注意点
最後に、これらの商品のデメリットも紹介しておきます。
- 掃き出し窓に付けた場合、カーテンとは違い開閉操作しないと出られないので手間がかかる
- 基本洗えない
- 長く使い続けるうちにチェーンやコードが故障するなどのトラブルも
- 風が吹くと本体も風に揺られる為、窓枠にあたりバンバンと音が鳴る(これは防止器具有)
そして、私がいつも必ずと言っていい程、気を付けている事があります。
それは操作に欠かせないチェーンやコードの長さと位置。
ブラインドやロールスクリーン等のウィンドウトリートメント類にはチェーンやコードの操作があり、掃き出し窓の場合のチェーンの長さは通常1.6m(取付高さが1,810㎜~2,200㎜の場合)です。
過去に、飼っている犬が留守番中に首にチェーンが絡まり亡くなったという話を聞きました。
こういう事故が起きないようにチェーンの長さを調整できる備え付けのクリップもありますが、私はオーダーの際に必ずチェーンの位置を子供の手の届かない高さに指定しています。
小さいお子さんやペットのいるお宅は、とくに気をつけていただきたいと思います。
いかがでしたか。
カーテン以外にも様々な選択肢があること、お分かりいただけたでしょうか。ライフスタイルに合わせて、最適なウィンドウトリートメントを探してみてくださいね。