引越し後1週間でダンボールがなくなる!たった2つの「梱包ルール」

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先日、新築にお引越しのお客様から、「共働きで子どもも小さいため、片付けが進まず、どこに何が梱包されているかも分からなくなって、日常生活に支障が出ている」というご依頼がありました。
お伺いした時は、引越しからすでに3週間が経っていましたが、ダンボールは山積みのまま……、まるで昨日引越してきたように最低限の生活必需品だけがキッチンやダイニングに置いてある状況でした。

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多くの人にとって、引越しは何度も経験するものではありません。
そのため、どうやって片付けて、梱包していいか分からないまま、とりあえずダンボールにという人もいるはず。
しかも日々忙しい共働きでお子様もいれば、引越しに伴う手続きだけでも手一杯になりますよね。
でも、引越し前に「ルールに沿って梱包する」と、驚くほど早くダンボールがなくなるんです。
今回は、そのルールをご紹介いたします。
■ルール1:置く場所ごとに細かくグルーピングしてダンボールに詰める

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このルールは、決して難しくありません。
それは、置く場所ごとにダンボールに詰めることです。
すでにやっている方も多いかと思いますが、筆者が提案したいのは、さらに細かくグルーピングした上で梱包することです。
例えば食器は当然キッチンに収納しますよね。

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これらを、日常使う食器、お客様来客用のティーセット、週に一度程度使う調理器具、お弁当セット……など、できるだけ細かく分けて梱包します。
最大の注意点は、ダンボールにモノを詰め込みすぎないこと。
まだ詰め込られると思って、つい違う場所にしまうモノをダンボールに詰め込んでしまうと、途端に何が入っているのか分からなくなってしまい、
とにかく「シンプルに、細分化して梱包する」。
このルールだけは覚えておいてください。
■ルール2:ダンボールには「収納場所」を細かく、具体的に明記

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もう一つのルールです。
それは、どこに収納するのか場所を細かくはっきり、具体的に明記することです。
先程あげた例でいうと、滅多に使わない”お客様用のティーセット”は「吊り戸の右下」というように記します。
できれば簡単な部屋のイラストを描いて、該当箇所を塗りつぶすとわかりやすいですね。
他にも、「寝室のクローゼットのタンス前」など、誰にでも分かるように書いておきましょう。
引越しは大型家具から運び入れるのが基本ですから、こうすることで引越し業者も個別に確認する必要がなくなり、引越し時の時間も短縮できます。
あとは、ダンボールからどんどんモノを出していけばいいだけです。

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いかがでしたか。
引越しのダンボールが山積みのまま、どこから手をつけていいのかわからず、作業を後回しにしてしまう……。
そして、重い腰を上げてダンボールを開けてみると、どこにしまっていいか途方に暮れて、またそっとダンボールのふたを閉める……。
こうならないように、そして新居で気持ち良く新生活を迎えるために、今回ご紹介したルールをぜひ思い出してくださいね。