ほぼ0円で作れる「段ボール収納」、ストレスなしのピッタリサイズ!
家のスペースにぴったりの収納ボックスがあるといいですよね?
最近では、ネット通販で届いた段ボールがいつもある、というお宅も多いのではないでしょうか。
そこで、不要になった段ボールと好みの布だけで作る、製作費はほぼ0円の「ピッタリサイズの収納ボックス」の作り方をご紹介します。
不要になった「ダンボール」と「布」で丈夫な収納ボックスを作ろう!
【ベースとなる材料】
- いらなくなった「ダンボール」
- 使い道のない「布」
ダンボールは収納場所より、ひとまわり大きなサイズをご用意ください。
布は子ども用の手作りグッズで「余った布」を使用しました。
【ほかに用意する道具類】
- ボンド
- ガムテープ
- カッター
- カッター板
- メジャー
- 定規
- 鉛筆
特別な道具は必要ありません。どのお宅にもあるものばかりですね。
■作り方は「切る」「貼る」だけの簡単作業で出来ちゃいます!
1:狙いを定めた収納スペースの「サイズを測る」
ポイント:ミリ単位のジャストフィットは望まずに、マイナス1㎝を目安に作りましょう。
あとに貼る布の厚みや、予期しないボリュームが出ることがあります。
2:希望のサイズに「カットする」
ポイント:面倒でもダンボール箱を一度解体して、切りやすくしてからカットしましょう。
3:ガムテープで「組み立てる」
ポイント:ずれないように、一度小さく切ったテープで仮補強してから貼るとスムーズに作業ができます。
重いものを入れるなら、裏に十字貼りすると強度が増します。
4:フタ部分を内側に折り込むとさらに「強度UP!」
ポイント:箱の高さがぴったりならそのまま内側に折り込んで補強しましょう。
切る必要性があるなら、カットしてから内側に添えてテーピング。
5:このタイミングで一度「フィット感を確認」
ポイント:高さをピッタリに合わせてしまうと、持ち手の穴がないため出し入れが大変に。
指が入るくらい上部を開けておくのがベスト。
余談:この段階で小3の娘に見られ「段ボールの家具なんて、お友達に見られたら、お貧乏だと思われちゃうよ~」と心配されました。
6:布をぐるりとあてがい、おおよそのサイズに「布をカット」
ポイント:あまり神経質にならず、メインになる面をキレイに見せることを意識してみましょう。
余分な布は内側に折りこむので長めの布が用意できると、よりグッドです。
7:側面からボンドで「貼り付けよう」
ポイント:あまり難しく考えず、どんどんボンドで張り付けましょう。
最後に布を合わせる位置を確認してから、作業を始めるとスムーズ。
ボンドは指で全体に塗るように、一度伸ばしておくのがベスト。
8:裏面の仕上がりが気になる人は、底用のパーツを用意しても
「どうせ裏は見えないので」と、我が家のボックスはこんな感じですが、裏面を付けたいなら同じサイズにカットした厚紙に布を巻き付けて貼ると、売り物のような出来栄えに。
9:更に仕切りを兼ねて、ボックスを2つプラス
このボックスは幅が40㎝あるので、安定感と強度を上げるため、仕切りを兼ねて小さなボックスを2つプラスしてみました。
こうすることで、内側に張り付けた布の仕上げの粗さを隠せます。汚れたら簡単に取り換えもできますね。
ポイント:ダンボールの端とクロスするように、カッターで表面に薄く切れ目を入れて折るようにすると、見栄えも良し。
この時、ダンボールの印字部分が、表側にこない面をカットしましょう。
■早ければ30分で完成です。「シンデレラフィット」をたしかめて!
上部に少し開けたスペースのおかげで出し入れがスムーズにでき、布による滑りの助けもあって、使いやすい収納BOXができました。
中はこんな感じ。
子どものゲーム機器や充電器など、キレイに片付け切れない「あきらめ収納」にも使えます。
汚れてもかまわないし、なによりプラスチックに比べると、フローリングにBOXがあたってカチャカチャ言わないのもストレスフリー。
強度もあるので、子どもの乱暴な扱いにも耐えられます。
娘からも「これならお貧乏と思われないわ」お褒めのお言葉をいただきました。
好みのファブリックの色柄を合わせて作ると、お部屋のインテリアを邪魔しません。
材料費がほとんどかからないので、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?