カッコよくて使いやすい!スイッチ&コンセント~ネットで見つけた私らしい暮らし
アパレルでディスプレイ担当(ウィンドウや店内の装飾)をしているeiriyです。
2年前に都内で築45年超のヴィンテージマンションを購入し、現在は夫・娘(1歳)と3人で暮らしています。
中途半端にリフォームされていない、いわゆる現況物件を購入し、フルリノベーションしました。
この連載では、自宅のリノベーションについてご紹介していきます。
今回のテーマは「スイッチ&コンセント」です。
毎日、何度も使うものだからデザインも大切にしたい
ずっと憧れつつも、賃貸住まいだったので採用できなかったスイッチ&コンセントがありました。
それがこちら、神保電器の「JIMBO NKシリーズ」です。
無駄のないミニマルなデザインと色合い、とっても好みです。
意識して探してみると、ショップ、カフェ、美術館などでよく見かけるので、自分の家にもぜひ採用したいと考えていました。
色はホワイト、グレー、ブラックの3色。
我が家のリビングは壁がカフェ風のコーヒーブラウンなので、スイッチ類には同系色のグレーが合いそう。
実物の色味を確認したかったのですが、残念ながら神保電器のショールームはありません。
でも実物を見たい!ということで、ネットで1つだけ購入してみることにしました。
届いた実物はイメージ通りの雰囲気だったので、リビングにはグレーを採用することに決定。
寝室、サニタリー、ウォークインクローゼットの壁はホワイト系のため、ホワイトを採用。

リビングは、壁紙のコーヒーブラウンに溶け込むようにグレーをチョイス

寝室には、グレイッシュホワイトの壁紙に合うようホワイトをチョイス
スイッチ類は一般的にホワイト系が多いですが、部屋の壁紙や雰囲気に合わせた選択をすることでインテリアにより馴染みますし、個性が出ます。
「SNSに投稿したいんだけど、背景にスイッチが入って目立っちゃう」なんてこともなくなります(笑)。
スイッチ類をあえて見えにくい位置に配置する方法もありますが、かっこいいデザインと使いやすさを両立させたかったので、私は見せる配置にこだわりました。
アメリカンなスイッチと神保電器、どちらにするかでかなり迷いました
実は候補となったスイッチ類が他にもありました。アメリカンテイストのスイッチ類です。
ドアノブがそういうテイストなので、揃えるのもいいかな、と考えていました。
くわしくはこちらの記事をご覧ください。
例によって画像検索してみると、アメリカンスイッチがたくさん出てきます。

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友人宅でもアメリカンスイッチを使っていて、本当に素敵です。うーん、どうしようか(笑)。

友人宅のアメリカンスイッチとコンセント
相当悩みましたが……、最終的には家全体のイメージとの調和を大事にしたのと、
アメリカンに寄せすぎない方が私らしいなと思ったので、「JIMBO NKシリーズ」に落ち着くことになりました。
コンセントの位置は、高めの方が断然ラク!
ところでコンセントの位置って意識したことがありますか?
後から変えようと思ってもなかなか難しいので、最初にしっかり考えて設置することをおすすめします。
以前住んでいた賃貸マンションは、著名な建築家によってバリアフリーが設計されていました。
床からコンセントのセンターまでの高さは40cm。
調べてみると一般的なコンセントの高さは床からコンセントのセンターまで25cmとのこと。
たった15cmの違いですが、違いは歴然で40cmの方が圧倒的に使いやすい!
かがまずにコンセントプラグを挿すことができます(ちょっとは、かがむけどね)。
例えばコード付きの掃除機で部屋を掃除する際、皆さんも最低1回は挿し替えているはず!
そんな時に高めの位置にコンセントがあると楽チンなのです。
それとスマホの充電って、就寝時にベッドサイドでする方も多いかと思います。
私はベッドの横にコンセントがあったらいいなと思い、ベッドの高さを考慮して60cmの高さにコンセントを配置。
ついでに寝ながら全部の照明を消せるように、スイッチ(写真左上)も設置しました。
今はベッドを移動し、下の写真のようにキッズスペースとなっています。
コンセント位置を高めに設計しているおかげで、1歳の娘にいたずらされずに済んでいます(今はね)。
現在寝室として使っている洋室では、高めの位置(70cm)にコンセントを設置しました。

壁の右寄りにコンセントを付けました
下はベッド等の家具を配置した後の写真。
コンセントの位置に合わせて棚も設置したので、充電中のスマホを棚に置けて便利です!
もう1つだけ紹介させてください。
リビングにあるガチャ柱棚の中央にもコンセントを配置しました。
設計当時はテレビを置く予定がなく、スピーカーを置いていました。
スピーカーの電源を取るのにこの位置にあると便利だろうと思ったからです。
でも、今はテレビを置いているので、コンセントだけでなくアンテナもこの位置にしておけばよかった…とちょっぴり後悔しています。
下は入居当初の写真。
モノが多くて見えにくいですが、下から2段目にスピーカーとiPadを置いて充電していました。
このように用途を考慮した上でコンセントを配置することで、配線が見えずすっきりとした印象になります。
スイッチの位置は生活動線をシミュレーションして決めるのが正解!
スイッチの位置も生活動線を考えて設計しました。
我が家はキッチンからリビングまでが1つの空間なのですが、キッチン&ダイニングの近くに1か所、リビング側にも1か所スイッチを設け、どちらからでも点消灯できるようにしました。

キッチン&ダイニング側
ベッドを置いた時に寝ながら腕を伸ばして消灯できるようにリビング側にもスイッチを設置しました。

リビング側
小さいけれど意外に目立つ!インターホンと給湯器のリモコン
小さいけれど意外に目立つのが、インターホンと給湯器のリモコン。
これらもデザイン性が高く、空間に馴染むものを選びました。
インターホンはPanasonicのテレビドアホンにしました。

スイッチと並べても違和感なし
実は「インターホン ブラック」と検索して出てきたのが、こちらだけだったのです。
玄関に付けるものはブラックやシルバーもあるのですが、室内のモニターがブラックという機種が意外と数が少ないようです。
コーヒーブラウンの壁との相性を考えるとホワイトは避けたかったので、こちらを採用しました。
使いやすさを優先したデザインのものが多い給湯器のキッチン用リモコンは、「NORITZのスタイリッシュリモコン」を採用。
その名の通りスタイリッシュなデザインで、コンセントパネルと同じ大きさというのもすっきりして見えるポイントです。
実際、わが家ではコンセントと縦に並べて設置しました。
でも下の写真を改めて見ると、コンセントはホワイトでも良かったかな。
浴室のリモコンもデザイン性が高く、英語表記なのもお気に入り。
細かい部分ですが、暮らし始めてみると意外に存在感があるものなので、これから家を作る方の参考になればと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。