材料費0円!「使い終わったテープの芯」でインテリア雑貨を作ろう!・前編
暮らしを彩ってくれるインテリア雑貨。
デスクワークで使うペンスタンドやキッチンで使うお砂糖ケースといったような、実生活で欠かすことのできない「実用雑貨」とは違い、日々の暮らしや心を豊かにしてくれるのが「インテリア雑貨」です。
逆に考えると、「なくても実生活では困らない」ともいえるのがインテリア雑貨なのですが、それ故にお金を使ってまで手に入れる必要性を感じない方も多いのではないでしょうか?
そこでご提案したいのがこちら!
使い終わった「テープの芯」です。
普段何気なく捨ててしまっているテープの芯ですが、これを活用することによって立派なインテリア雑貨を作ることができるんです。
捨ててしまうはずの廃材を使って作るので、材料費はもちろん0円!
お金は一切かかりません。
そこで2回にわたって、「使い終わったテープの芯」でできるオシャレなインテリア雑貨をご紹介します。
前編の今回は「使い終わったテープの芯」を使って、お金をかけずに作ることができる「0円インテリア雑貨」の3アイテムをご紹介しようと思います。
■アイテム1:大人シックな「ジュエリーケース風小箱」を作ろう!
最初にご紹介するのが「ジュエリーケース風小箱」。
パカッと開くジュエリーケースのような小箱は、ちょっとした収納はもちろんのこと、ケースそのものをオブジェのように見せることができる優れものアイテムです。
使った材料はこちら。
先ほど紹介したセロハンテープの芯を2つと、黒色の厚紙です。
作り方は、以下の通りです。
まず、黒色の厚紙を写真のようにカットします。
セロハンテープ芯の外周に合わせて切り取ったものが2枚と長方形に切り出したものが大小2枚です。
次は、カットした黒色の厚紙を写真のような手順で、セロハンテープの芯に貼り付けていきます。
貼り付ける際は粘着力の強い「接着剤」を使い、小箱全体の強度を高めます。
小箱を好みの色にペイントし、ラベルなどを貼り付ければ完成です。
最後まで組み立ててからペイントしてもいいのですが、途中に塗っておかないとうまくペイントできない箇所がいくつかあるので、注意しながら作りましょう。
■アイテム2:ストライプ柄が可愛い「PARIS風サークルボックス」を作ろう!
お店屋さん風にディスプレイを楽しめるストライプ柄の「サークルBOX」。
ずれることなく蓋を被せられる「印籠式」になっているのでギフトBOXにもぴったりです。
材料として使ったのは、セロハンテープ&ガムテープの芯と厚紙です。
作り方は次の通りです。
まず、厚紙を「ジュエリーケース風小箱」のときと同じような手順でカットします。
テープの芯と厚紙をアイボリーにペイントし、写真のような手順で組み立てれば完成です。
このボックス最大の特徴である「ストライプ柄」は、「マスキングテープ」を等間隔に貼ることによって表現しています。
ペイントでは難しい「まっすぐのラインを等間隔に塗る」ということを、マスキングテープで応用することにより簡単に実現することができました。
■アイテム3:人気の「壁掛けグリーンポット」を作ろう!
最後にご紹介するのがこちらの「壁掛けグリーンポット」。
インダストリアル感のある「デザインポット」と、鮮やかなグリーンとのコンビネーションが斬新です。
材料として使ったのは、プリンカップ(プラスチックのもの)、適当な木板、そしてテープの芯です。
木板はどのようなサイズのものでもOKですが、「ネジを入れることができる程度の厚さ」が必要となりますので注意してください。
材料はすべて、あらかじめペイントしておきます。
プリンカップにはグリーンを植えますので、外側だけをペイントしましょう。
写真左上のように、木板の両端に「ビラカン」という壁掛け金具を取り付けます。
テープの芯にキリで1か所穴をあけ、ネジを使って木板に固定し、中にプリンカップを入れれば完成です。
プリンカップには小さな観葉植物などを入れ、壁面グリーンポットとして使います。
ただし、テープの芯は紙製ですので雨風に当たるとふやけてしまう恐れがあります。
屋外ではなく「屋内用グリーンポット」として使いましょう。
いかがでしたか?
買えば高価なインテリア雑貨も、自分で作ればタダ同然で手に入れることができるんです!
今回はここまで。
次回の後半も引き続き「使い終わったテープの芯」で作るアイデア雑貨をいくつかご紹介していきます。