ただ置いて並べるだけ!? 簡単にできる「収納力抜群ベッド」の作り方
「自分でベッドを作る!」口で言うのは簡単ですけど、実際に作るとなると……。
実は収納ケース三段BOXにすのこを置いて固定するだけで、収納力も抜群の簡単ベッドの作り方をご紹介します。
材料も低コストで、女性でもすぐに作れるところがおすすめです。
「三段BOX」と「すのこ」。低コストな材料2つで作れる!
材料は以下の2アイテムだけ!
- 三段BOX 4個
- すのこ 4個
材料の大きさはベッドのサイズによるので、大人が使う場合は「三段BOX」と「すのこ」を大きめものを用意するといいと思います。
我が家の高校生の娘のベッドは、小さいめのすのこを選んだので、シングルベッドより少し小さめのサイズになりました。
説明するより見ていただいた方がわかりやすいと思いますので、さっそく完成品の写真をご覧ください。
ご覧のように、三段BOXを並べて、すのこを取り付けただけの収納力抜群のベッドです。
ほぼすのこを置いただけのような状態で、ベッドが作れるんです!
これならDIY初心者の方でも、簡単に作れると思います。
小さい子どものベッドなら小さめの三段BOXを選び、大人が使う場合は、大きめのすのこにしてください。
でも、置いて並べるだけではすのこが動いてしまいますので、固定する方法をご紹介します。
<h2金具&木材を使って、すのこをBOXに固定する!
ベッドを固定するパーツは以下の2つ。
- ジョイント金具(写真左)
- 丁番(写真右)
いずれもホームセンターなどで購入できます。
上の2つの写真のようにジョイント金具2個を使い、三段BOXを固定させます。
こちらも簡単で、BOXの真ん中に「置きビス」で4箇所を打ち付けるだけ!
そして丁番をすのこ1枚につき2個使い、三段BOXに取り付けます。
このベッドには、計8個の丁番を使用しました。
これで、すのこを開くようにして使えます。
この段階でほぼ固定されていますが、最後にもう2箇所を固定すれば万全です。
次は、ベッドの横のサイズを決めてSPF材(S:スプルース P:パイン F:ファーという樹種の総称で、ホームセンターでもよく売られています)をカットします。
娘のベッドはすのこが短かったこともあって、最大でも96cmまでしかベッドの横幅を広げる事ができませんでした。
そして、ここで注意点!
三段BOXの間を離しすぎると、すのこを置いても耐久性が弱くなり非常に危険です。
必ず、すのこの大きさにピッタリ合わせてベッドの横幅を決めてください。
筆者も、この耐久性には細心の注意を払いました。
例えば、子どもがベッドの上で飛び跳ねたりしまうなんてこともありますよね?
そんな時に真ん中が割れてしまう恐れがあるので、この箇所は特に気を付けて下さい!
今度は、横幅サイズにカットしたSPF材をベッドの両端(頭側と足側)に打ち付けて固定させます。
ちなみに娘のベッドを置く箇所には、エアコンのホースがこのように下に配置されています。
このホースを隠すように「ベッドヘッド」を作りました。
そちらの作り方は、次回にご紹介します。
このように2箇所を打ち付けベッドの横も固定されました。
これでもう三段BOXがずれる事はありません!
すのこを閉じると、ベッドの完成です。
いかがでしたか?こんなに簡単にベッドが作れるなんて、驚きですよね。
そんな筆者も、試行錯誤の連続でした。
最初は三段BOXを上向きに並べて配置しましたが、これでは小さすぎる……と考え、三段BOXを横向きに間を開けて置き、すのこを丁番で開閉できるようにする事を思いついたのです。
それがひらめいたときの喜びは、今でも忘れられません(笑)。
その結果、こんなにたくさんのものを収納できるベッドを作ることができました。
しかし、上にマットレスと布団を置くと、すのこを日常的に開くのは大変です。
ですので、すのこの下には季節外の衣類などを収納し、外側には雑誌やバッグなどを置いて見せる収納を楽しんでいます。
三段BOXとすのこだけで作れるローコストのベッド!
以前から娘にベッドがほしいと頼まれていたので、とても喜んでもらえました!
次回は、ベッドヘッドの作り方と完成したベッドコーディネートをご紹介したいと思います。