300円でできる!涼しげな初夏のインテリア「フロストフレームミラー」
うららかな春の日差しも次第に強くなり、初夏の兆しが見え始める季節となりました。
そろそろお部屋のインテリアにも「涼」を取り入れて、夏を迎える準備を始めるシーズンですね。
そこで今回ご提案するのが「フロストフレームミラー」。
まるでステンレスを凍らせたかのような、シャープなイメージのフレームミラーです。
今回は、涼を身近に感じさせてくれるこちらの「フロストフレームミラー」を、100均アイテムだけを使った簡単DIYで作ってみようと思います。
■「立てかけミラー」「ベニヤ板」「工作板」。材料はすべて100均アイテム!
今回使う材料は、「立てかけミラー」「ベニヤ板」「工作板」の3点です。
すべて100円ショップで購入したものですので、材料費はトータルで300円!
わずかな材料費で作ることができるのも嬉しいですね。
材料が揃ったらさっそく作ってみましょう。
■工程1:立てかけミラーを分解し、鏡を取り出す
まず、「立てかけミラー」のフレームを鏡から外します。
フレームは柔らかいプラスチックで作られているので、ニッパーで簡単にカットすることができます。
フレームの数か所をニッパーで切断し、鏡を取り出します。
取り出した鏡のエッジ部は、切りっぱなしのガラスのように鋭くなっているので、十分注意して扱いましょう。
■工程2:ベニヤ板をカットし、鏡の裏面に接着する
次にベニヤ板を鏡と同じ大きさにカットします。
今回は2.5mm厚のベニヤ板を使いましたが、これぐらいの厚みものものであればカッターでカットできます。
一度で切り取ろうとせず、カットしたいラインを数回なぞるようにして切るのがポイントです。
カットしたベニヤ板を鏡の裏面に接着します。
接着には、ホームセンターなどで売られているDIYユース用「超強力両面テープ」を使います。
この両面テープを鏡の裏全面に貼り、ベニヤ板を接着すればOK!
DIYユースの両面テープは想像よりはるかに接着力が高いので、後々ミラーがはがれ落ちる心配はありません。
■工程3:工作板をミラーのサイズに合わせてカットする
工作板をミラーの大きさに合わせてカットします。
ここで注意したいのが、「カットする寸法(長さ)」です。
カットする前に、写真下の完成イメージをよくご覧下さい。
工作板はミラーのフレーム部分になるのですが、周囲をぐるりと巻くような感じになっています。
工作板をミラーの縦寸・横寸と同じ長さに切ってしまうと、工作板同士の接着面(貼りしろ)が足りなくなってしまうことになります。
この点に注意して、工作板のカット寸法をあらかじめ計算しておきましょう。
こちらもベニヤ板同様、カッターを使って簡単にカットできます。
■工程4:工作板をペイントする
フレーム部分となる工作板をペイントします。
今回のフロストフレームミラーを作るにあたり、一番のポイントとなるのが「ペイント」。
ステンレスを凍らせたようなクールな金属の質感を、ペイントだけで表現します。
そんな難しい質感を簡単に表現してくれるのが、こちらの塗料。
「アイアンペイント(アンティークシルバー)」という塗料です。
写真の左側がアイアンペイントを塗ったものですが、塗るだけで表面がザラザラとした鉄や金属のような質感に仕上がるというユニークな塗料です。
これを普通に塗るだけで、難しい金属の質感と凍ったようなテクスチャーを同時に表現することができます。
■工程5:ミラー本体にフレームを接着する
最後に、ペイントした工作板をミラー本体に接着すれば完成!
ミラー部分に接着剤がはみ出さないよう、注意しながら丁寧に接着しましょう。
■フロストフレームミラーで「涼」をディスプレイ!
涼しげなフロストフレームミラーは、これからの季節のインテリアにぴったりのアイテム。
フロストフレームの寒色効果と透き通ったミラーの清涼感で、お部屋の中が涼しく感じられます。
立てかけるだけでなく平置きにして「ディスプレイトレイ」として使うのもオススメ!
鏡の写り込み効果で、瑞々しいアクセサリーやガラス容器の美しさを一層引き立ててくれます。
いかがでしたでしょうか?
買えば高価なスチール製フレームのミラーも、自分で作ればわずか数百円。
特別な工具も一切不要で、DIY初心者さんでも簡単に作ることができます。
みなさんも、ぜひ作ってみてください!