中古なら100万円〜!ユーザーが答える「キャンピングカーって実際どう?」
キャンプ好きが高じて、思い切ってキャンピングカーを買っちゃおう!と、はやる気持ちを抑えられなかったあの頃。
「あそこへ行きたい!」「こんな旅がしたい!」、そんな「夢のキャンピングカーライフ」への思いが常に頭を駆け巡っていました。
そんな中での1番の心配事は「キャンピングカーの価格」でした。
わが家へキャンピングカーが来てから、はや4年。
キャンピングカー初心者のわが家が、どのようにしてキャンピングカーを手に入れ、どのように活用しているのか。
不安に思ったことや、買ってよかった事を紹介していきたいと思います。
■「キャンピングカー」は、大きく分けて3つのタイプがある
わが家がキャンピングカーの購入を考え始めてから初めて知った単語。
それは「バスコン」や「キャブコン」に「バンコン」と言う言葉。
キャンピングカーはボディの形状によってタイプが分かれています。
他にも様々なタイプがありますが、ここでは代表的なこの3つについてお話します。
・「バスコン」
そのネーミングからピンくると思いますが、「マイクロバス」をキャンピング架装したものです。
室内空間も広く快適な旅が望めます。
購入者の満足度が高いのも特徴です。
・「キャブコン」
キャブ(運転席)つきのシャシー(車の足回り)をベースに改造したもの。
商用トラックや、ワンボックスカーの運転席をそのまま生かし、後に架装した居住空間を乗せたキャンピングカーです。
・「バンコン」
バンコンでよく見かけるのは、トヨタのハイエースや日産のキャラバンなど、ワンボックスカーをベースとしてキャンピング仕様にしたもの。
「キャブコン」に比べて小回りが利くので、常用としても使えることから、近年では需要の高まりを見せています。
「~コン」とはコンバーションの略で「改造」や「改装」の意味合いがあります。
わが家の車は「キャブコン」のような「トラキャン」のような……。
「トラキャン」とはピックアップトラックの上に着脱できる居住スペースを乗せたもの。
でも、我が家のキャンピングカーは着脱できません。
しかしながらベース車はピックアップトラック、という組み合わせです。
■実際のところ、「キャンピングカー」のお値段はいかほど?

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まず、車を買う時には「新車」にするか「中古」にするかを考えると思いますが、その考え方はキャンピングカーも同じです。
そのお値段もピンキリで、年式や車種によって様々です。
中古のキャンピングカーは、年式の古いもので100万円台から購入可能。
新車にいたっては、人気のキャブコンは安くても600万円台からが主流となります。
わが家の場合、迷うことなく中古を購入しました。
年式が古くてもかまわなかったため、200万円台の車を買うことに。
みどり色が好みで「一目ぼれ」だったことを覚えています。
■安くはないし常用しづらい……それでも「キャンピングカー」を買うワケ

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北海道を旅すると良くすれ違うキャンピングカーですが、新車と思われる車両を見かけることはほとんどありません。
これまで大切に乗り継がれてきたと思われる、年期の入った車体と出会うことが多いです。
キャンピングカーは、中古といえども高価な買い物です。
常用には使いづらい「キャンピングカー」を、高いお金を払ってまで、どうして購入するのか。
そこには旅行会社で組まれたツアーでは楽しめない、ドライブだけでは物足りない、車中泊だからこそできる「旅の楽しさ」が得られるからです。
キャンピングカーの最大の魅力は「気ままな旅」ができる事。

some / PIXTA
宿の予約も不要なので、目的地は気分で変えることもしばしば。
そんな「気まま旅」を行うには、その車体に宿泊できる装備が必要になります。
キャンピングカーの中は一体どうなっているのか、ちょっと気になりませんか?
次回は我が家のキャンピングカーへ、皆さんをご招待したいと思います。
車中泊できる工夫が満載ですよ。
どうぞお楽しみに!