2015年秋、滋賀県東部で家を建てた、かねこりかです。
会社員の夫、小学4年生の長女の3人家族です。
突然ですが、こちらの貼り紙は、どこに貼られているものだと思いますか?
実は筆者が家づくりをお願いした工務店の完成現場見学会で貼られていたものです。
かなり厳しめの内容にびっくりされた方も多いと思います。
そう、この見学会から筆者の家づくりはスタートしました。
そんな張り紙があるとはまったく知らずに見学会に行きましたが、「お客が選ばれるなんて面白い!」というのが第一印象でした。
見学会の後、筆者と夫は大喜工務店・藤田社長の第一次面接を無事に通過することができました。
やがて他の工務店では味わえない“楽しくて大変で一生忘れられない経験”を重ねていくことになります。
■「スパルタ工務店」との出会いは、ママ友の口コミがきっかけ

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工務店との出会いは、娘の通う幼稚園のママ友の口コミがきっかけでした。
スパルタな工務店との出会いによって、おしゃれなイメージばかりが優先していたミーハーな考え方から硬派に一転。
完成というゴールに向かって様々なハードルを乗り越え、鍛え上げられていきました。
そもそも、なぜ筆者が一戸建てに住みたかったのかについてお話ししたいと思います。
■賃貸住宅 vs 一戸建て、それぞれにメリットはあるけれど…

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滋賀県東部に位置する、都市に比べて土地価格がリーズナブルなエリアに、夫は長男として生まれ育ち、筆者は結婚を機に転居しました。
いつかはマイホームをと思っていましたが、賃貸住宅にも良さがあると思っていました。
きれいに整備された駐車場や玄関周り、コンパクトで便利な家事動線、家具が不要なこと、そして経済的なメリット(夫の会社で家賃補助有)も感じて入居契約をしました。

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ですが、想定外の問題が待っていました。
娘の足音、夫の帰宅時間が遅いなど、当たり前の生活音が階下の老夫婦にとても迷惑をかけてしまっていたようで、再三苦情を受け、平日は夫の入浴を朝に切り替えました。
2か月ほどしてそのご夫婦が引っ越され、”追い出した?”と心配しましたが、ご自宅のリフォーム工事の間に住まわれていたと分かり、ひと安心。
お次の居住者は単身赴任のおじさまで日中は不在。
娘のことも「地元には孫がいるから気にしないで」と言っていただきホッとしていた矢先、お隣のカップルのDV疑惑が……。
深夜の叫び声の怖いことといったら!
公的な相談窓口に電話をしたのですが解決には至らず、警察沙汰にならないことを願う日々でした。
そんなこともあり、筆者は「誰にも迷惑をかけずに楽しく暮らしたい!」「安心してのびのびと子育てがしたい!」という気持ちに変化していったのです。
次回は筆者が工務店探しで感じた事、大喜工務店との出会いや興味を持ったきっかけ等のエピソードをお伝えしたいと思います。
皆さまの家づくりの参考になれば幸いです。どうぞお楽しみに!