食べ物だけじゃない!不要なモノを処分する目安になる「賞味期限」って?

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4月も半ばに入り、暖かい日が続くようになりました。
最近も夏日を記録するなど、もう夏が近づいてきている感じですね。
暖かくなってくると気になるのが、食品の賞味(消費)期限。
しかし、「モノの賞味期限」を意識する方は、あまりいないのではないでしょうか?
古くなって傷んだ食品を食べると当然お腹をこわしてしまいますので、皆さんも気をつけると思いますが、古くなって傷んでしまったモノが家にあってもお腹はこわしません。
でも、古く傷んだモノが家の中に溜まり続けると部屋が狭くなり、雑然としていき……最終的には片付けようにも、どこから手をつけていいか分からなくなってしまいます。
不要なモノに囲まれる生活は、見た目もそうですが、ゴミや虫の死骸などがたまりやすく、また風水的にもよくありません。
そこで今回は、「モノの賞味期限」について書いていこうと思います。
■モノにも「賞味期限」がある!? その期限を知ろう!

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当然ながら、食べ物以外の普通のモノには、賞味期限は書いてありません。
しかし、モノにも賞味期限があると、筆者は思っています。
例えば「衣類」の場合では、流行遅れ、サイズが合わなくなった、黄ばんでしまった、洗濯で縮んでしまった……などが挙げられます。
こういった衣類は「もったいない」と思うかもしれませんが、結局着ることはありませんよね。
それらは、期限が過ぎたモノとして筆者は考えています。
そうなった場合は、必要とする方に譲ることで大事な服を生かしてあげることをオススメしています。

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単にサイズが合わないのであれば、オークションやフリマ、古着屋に持っていきましょう。
また、大手の古着屋さんなどを通じ、国内外の災害発生地域や後進国へ譲ってあげるのもいいですね。
よく「サイズが合わなくなったけど、痩せてまた着たい」と言う方もいます。
その気持ちがあるのなら、1年間保管してもいいですね。
でも1年経っても同じであれば、残念ですが思い切って手放すことをオススメします。

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使っていない携帯電話やほとんど使わない家電も同様です。
欲しい人がいるかどうかはオークションで調べればすぐにわかりますよ。
欲しがる人がいないようであれば、リサイクルのために手放してあげましょう。
■「賞味期限切れのモノ」は、見えないところにたくさんある!?

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一見きれいに片付いているお宅でも、こうした賞味期限切れのモノは結構あるものです。
普段開けない押入れの中、書類を保管しているファイルの中、小屋裏収納や外の物置の中、下駄箱の最上段……などなど。

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冷蔵庫を想像してみると分かりやすいと思いますが、奥の方に傷んでしまった食品を発見……なんて誰でも一度は経験があるのではないでしょうか。
「収納が足りない」と感じる方は、まず賞味期限切れのモノがないか、最も便利な位置にある収納からチェックしてみましょう。
いかがでしたか?
賞味期限切れのモノを手放していくと、不思議とスッキリして気持ちが軽くなったりします。
モノの棚卸をしているだけなのに、「心の棚卸」にもなるんですね。
もうすぐゴールデンウィーク。天気の良い日にでも、ぜひお試しください!