驚かないで!「収納方法」には“3つのやり方”しかないって知ってた?
整理収納コンサルタントとして活動していると、いろいろとご相談を受けることが多いです。
そのなかで感じるのは、「収納は複雑!」と考えている方が圧倒的に多いということ。
確かに、雑誌やインターネットで様々な収納アイデアを見ていると、どれも素敵であれこれ迷ってしまうのも分かる気がします。
でも、実は収納方法って「たったの3つ」しかないんです! 本当です!
収納上手な人は、この3つを上手く組み合わせてるだけなんですよね。
今回は、その気になる「3つの収納法」とポイントを紹介していきます。
■収納法1:「引き出し」「かご」では、ものを使いやすく仕切り、立てて収納する
収納と聞いてまず初めに思いつくのが「引き出し」ではないでしょうか。
引き出しといっても大きさや深さは様々。そのため、まずは使いやすく仕切ることが重要です。
次に、異なる物を重ねないこと!
特に洋服などは重ねずに“立てる収納”が基本です。
ただし、食器やストック品など、同じものなら重ねてもOK。
引き出しは上から見ることが多いので、モノ全体を見渡せることを意識しながら収納していくと上手くいきますよ。
ちなみに、「かご」も引き出しと同じルールで、仕切って・立てて収納するといいでしょう。
■収納法2:「クローゼット」で使うS字フックは固定させて、1つに1アイテムだけにする
クローゼットは「吊り下げる収納」の代表ですね。シワになりやすい服は吊るす収納が定番です。
これだと洋服を畳む手間がないですし、バッグなどは片手で簡単に取れたり、引き出しよりラクなイメージがあります。
また最近は、バーに掛けると収納になるような便利アイテムもたくさんありますよね。
粘着テープや磁石タイプのフックもありますし、好きな場所に簡単に取り付けられるのも魅力です。
吊り下げ収納には「ハンガー」や「S字フック」を使うことが多いと思いますが、ポイントは1フックに1アイテムということ。
2つ以上掛けると、取り出す際にストレスを感じてしまいます。
また、S字フックは固定しておくこと。これも動くたびにストレスになりますからね。
子ども部屋にはコートスタンドも便利ですが、不安定なのであまり掛けすぎないことが大切です。
■収納法3:棚を使った「まとめる収納」では、立てて収めるのが基本。ケースを使うのもポイント
3つ目は「棚」を使う収納。
これも収納の定番ですが、上手に使うにはいくつかポイントがあります。
まずは立てること。本などは取りやすさを考えて重ねずに立てるのが基本ですね。
ここでは倒れない工夫も必要です。
さらに、細々したものや同じ種類のものはケースなどを使ってまとめること。
収納法1との組み合わせ技が必要になります。
最後に、奥行きのある棚の場合、手前と奥は同じものを並べるという「奥並べ」も大事なポイントです。
棚は正面から見ることが多いので、手前と奥が別のものだともはや何があるのか分かりません。
ケースなどを使うと奥のものも取りやすいのでオススメですよ。
いかがですか?
複雑に考えていた「収納」の方法が、たったの3つしかないと知ることで、シンプルに考えられるようになったのではないでしょうか。
この3つの使い方をマスターすれば、あなたも収納達人!
これからは使うものの目的によって収納方法を変えてみてくださいね。