「キャンピングカー」と聞いて、あなたはどのような使い道を思い浮かべますか?
キャンピングカーだから、「キャンプ」でしょ?と思った方、残念。
行楽シーズンに向けて、キャンプ以外にも使える、「動く家」の使い方をご紹介します。
■釣りと相性抜群!こんなキャンピングカーの使い方もアリ
アウトドア好きの中でも、釣りを楽しむという方、多いのではないでしょうか?
わが家でも、真冬以外は毎月出かけるほど、頻度が高いレジャーです。
実は「釣り」と「キャンピングカー」は、とっても相性が良いんですよ。
釣りに関して詳しくありませんが、なぜか深夜に出掛けたり、早朝に出掛けたりすることが多いのです。
なぜならその時間帯が良く釣れるらしく、「日中は全然釣れない!」なんて嘆く人もいるくらい。
家族のレジャーとして釣りに出かけたい場合、深夜や早朝に出発するなんて、ちょっと負担が大きすぎますよね。
ましてや小さな子どもがいる場合、たたき起こしていくわけにもいきません。
その点キャンピングカーの場合は、日中は家族で釣りを楽しんで、バーベキューコンロを囲み、家族の楽しい時間を過ごせます。
そして問題の深夜。
キャンピングカーで寝ていたい家族は起こさずに、行きたい人達だけでそっと釣りに出かけていただきます。
こうすることで、家族みんなのやりたいことを尊重し、それぞれが心ゆくまでレジャーを楽しむ事ができるのです。
キャンピングカーはまさに「動く家」ですから、駐車可能な場所があれば、リビングごと移動できちゃう車です。
柔軟な使い方ができるので、家族みんなの欲求を満たしてくれる、とても賢い車だと感じます。
■キャンピングカーは「時間つぶし」が得意な車
わが家が釣りへ出かける時は、決まって家族4人で出かけます。
釣りが大好きなのは、男性陣(主人と息子)。
女性陣(筆者と娘)はどうかというと、嫌いじゃないけど「大」が付くほど好きじゃない。
普通このような家族の場合、釣好きな男性陣を見送り、女性陣は家にいるというスタイルになると思います。
でも女性陣だって、休日は家族で出かけたいし、同じ時間を過ごしたいですよね。
しかし、釣りに行きたい気持ちも尊重してあげたい。
そうなると一緒に釣りに出掛けるわけですが、全然釣れないと……正直、退屈になってきます。
「ぜんぜん釣れないし、飽きてきたな~」
このあたりから釣り好きな男性陣と、そうでもない女性陣の「釣りへの熱量とこだわり」が分かれてきます。
こんな時です! キャンピングカーが本領を発揮するのは!
飽きてきた女性陣は、そそくさと車へもどり、思い思いの時間を過ごし始めます。
筆者は昼寝が大好きです。
潮の香りを感じながら、カモメの鳴き声を子守歌代わりに、グースカ夢の中へ突入します。
映画好きの娘は、寝ころびながら大量に借りてきたレンタルDVDを見るなどして、彼女なりに有意義な時間を過ごします。
普段のリビングの様子と大差がありません(笑)。
このようなに各々が自由な時間を過ごせば、我慢が少ないことから、誰からも文句が出てくることはありません。
過ごす時間だけでなく、キャンピングカーはキッチンを備えているため、釣れた魚をその場でさばき、刺身や揚げ物でいただける、というメリットもあります。
冷蔵庫も装備しているため、釣れた魚は下処理をして保存できるので、連泊の釣り旅行にも対応できます。
魚の群れを追いかけて、海岸沿いの移動を繰り返すこともしばしば。
多くのキャンピングカーには、濡れた道具を管理できる収納庫があります。
釣りだけではなく、海水浴やスキーなど、水濡れが心配なレジャーにはピッタリ!
いかがでしたか?
キャンピングカーは、住まいと同様、車にも過ごしやすさを求めている方にオススメの車なのです。