材料は“セリア”アイテムだけ!3工程でできるアンティーク「収納家具」の作り方
蚤の市やアンティークショップなどの片隅にひっそりあるような、年代を感じて味のある雑貨たち。
もし、ちょっとの工夫で、自分でつくることができたら…。すごく楽しいと思いませんか!
そこで今回は、簡単にできる小さなアンティークな家具の作り方をご紹介します。
■材料は、全部100均アイテムで大丈夫!
今回、作り方をご紹介するのは「引き出し収納家具」
材料は以下になります。
- アンティーク風フォトフレーム 8枚
- ブリキレクタングル 3つ(本体のみ。蓋は使いません)
- お好みの取っ手
- 強力接着剤
どれも100円ショップで購入できるもので、筆者はすべて「セリア」で入手しました。
こちらの「フォトフレーム」。既にとてもいい感じに“アンティーク風加工”がしてあります。
自分でペイントしなくても、そのままアンティーク風に使えます!
次にこちらのフレームとブリキの箱は、ご覧の通りおおむね同じサイズなのです。
こんなサイズぴったりのアイテムを探すといいでしょう。
強力瞬間接着剤も、100円ショップで売っていますよ。
10分ほどで乾いてくるので、とても便利です。
では、作り方をご紹介いたしましょう。
■工程1:「フレーム」の金具を外して、収納家具の土台を作る
まずは、フォトフレームの金具をすべて外します。
自宅にあるドライバーを使えば、簡単にできます。
フレーム8枚のうち4枚は、フレームに付いている裏板をそのまま接着します。
お好みでシートなどを貼ってみてください。
今回は、ビニールクロスの余った見本を貼りました(上の写真を参照)。
これで、棚板部分が完成です!
この段階では、フレームの残り4枚はそのままです。
■工程2:残した「フレーム」を4枚で、枠組みを作る!
裏板を貼らないでとっておいた4つのフレームを、2つずつをセットにして接着剤ではります。
これが、収納家具の枠組みになります。
できた棚板の一枚と、先ほど裏板を付けたフレームを接着します。
接着するときは、上下をさかさまにしてやりましょう。
上の写真で見えている棚板は、一番上のものになります。
この時、斜めになりやすいので、直角定規などで直角を見ながら貼りつけると、あとで失敗が少ないです。
一番上の棚板が接着できたら、ブリキの箱、余った裏板、次の棚板の順番でのせていきます。
この順番でのせることで、次の棚板を貼る位置を測らなくても決めることができます。
ちなみに裏板を挟むのは、ブリキの箱がぴったり過ぎて引き出せなくなるのを防ぐためです。
2段目、3段目、4段目も同じようにのせては接着、を繰り返していきます。
そして、ひっくり返すと上の写真のような形になります。
サブアイテムとして、こんなタイプの「はさむアイテム」もあります。
数百円で購入できて、接着の時にはとても役に立ちますよ!
取っ手は今回、「セリア」の小さなタイプを利用しました。
箱の取っ手を付けたい位置にキリや油性ペンなどでマークをつけたら、強力接着剤でくっつけるだけ。
これも、とくに難しいことはありませんよ。
■工程3:最後に「箱の取っ手」を接着すれば、あっという間に完成!
ペイント加工していないけれど、とても雰囲気のある仕上がりになりました。
こうしてキッチンカウンターの上に置けば、両面から使える便利な引出しになります。
引き出しにお気に入りのお茶などを入れたりするなど、テーブルコーディネートを素敵に演出してくれますよ。
いかがでしたか?
今回は3段引き出しの収納家具でしたが、同じ要領で作れば、2段にしたり、2列にしたり、好きなサイズに作れます。
ほぼ接着のみ、難しい工具などは一切使わないので、DIY初心者さんも気軽にトライしてみてくださいね。