「どこでも泊まれる」は間違い!? キャンピングカーでの快適な旅にはマナーが大切!
普通、旅を計画する上で、事前の準備が必要なのが「宿の予約」。
キャンピングカーの場合、宿の予約が必要ないので気ままな旅が楽しめるのは事実です。
とはいえ、どこでも宿泊できる!と思ったら大間違い。
これからキャンピングカー旅を考えている人のために、宿泊時に必要なマナーをご紹介したいと思います。
■旅の強い味方「道の駅」は宿泊施設ではないので要注意

俊太郎 / PIXTA(ピクスタ)
キャンピングカーを見かける場所と言えば、真っ先に「道の駅」を思い浮かべる方も多いと思いますが、道の駅は旅の休憩所であり、宿泊施設ではありません。
近年、道の駅に長時間居座るキャンピングカーユーザーのマナーの悪さが指摘されています。
わが物顔で、駐車場にテーブルセットを置き、バーベキューを始める人がいるのも事実です。
旅の途中で出たゴミを、大量に捨てるなど、迷惑行為も目立ちます。
道の駅は公の場所であり、旅の疲れを癒すことを目的とされています。
道の駅の利用は長くとも仮眠程度のにとどめ、長時間の利用は避けましょう。
とはいえ、道の駅は地域の食材に出会える、とってもホットなステーション!
利用しない手はありませんよね。

YUMIK / PIXTA(ピクスタ)
地元食材を買い込んだり、ご当地スイーツなど、下道を通らなければ出会えないグルメにありつけることも。
旅のスケジュールに道の駅を盛り込むと、旅行の質がグンと上がること間違いなしです!
道の駅を上手に活用して、キャンピングカーの旅を盛り上げましょう!
■RVパークって知ってる?車中泊公認の安心駐車場
「キャンピングカーは宿代がかからなくて済むから、旅行し放題!」
と言うのはウソではありませんが、ちょっと違っていたりもします。

YUMIK / PIXTA(ピクスタ)
もちろん、どこに泊まっても良い訳ではありませんし、路肩に車を止めた次の朝、取り締まりの紙が貼られていた……、なんてことは避けたいですよね。
そこでご紹介したいのが「快適に安心して車中泊できる場所」を提供するために、日本RV協会が推進しているシステム「RVパーク」です。
1台、1泊につき1000円~2000円程度で駐車できる所が大半で、温泉施設や道の駅に併設されている場所も多いのが特徴です。
家族4人で泊まったとしても、1人につき250円ほど!
ホテルに宿泊することを考えたら、自由にチェックイン、チェックアウトができるRVパークは、自由なキャンピングカーライフを邪魔しません!
誰かに注意されたらどうしよう、防犯上大丈夫かしら、と不安に思いながら宿泊するよりも、車中泊が公認されたRVパークを利用した方が、安全面でも心配です。
旅行先の近くにRVパークがないか、事前にチェックしてみると良いでしょう。
■キャンピングカーにはやっぱりキャンプ場が似合う!

ばりろく / PIXTA(ピクスタ)
キャンピングカー旅を楽しむとなると、大自然に囲まれた地方へ出かけることが多いのではないでしょうか?
自然がたくさんある地域には、キャンプ場がいくつもあります。
価格も安く、中には無料で利用できる穴場スポットも。
オートキャンプ場の場合は、車に電源を引くこともできるので、テントを張らずに快適な車中泊が楽しめます。
炊事場もあるので、テーブルセットを広げてアウトドアを満喫することも可能です。

つむぎ / PIXTA(ピクスタ)
キャンピングカーの旅は、宿泊に必要な荷物を車に乗せたまま移動できるのが魅力のひとつ。
宿泊場所での後片付けがすぐに済ませられるので、手際よく支度を済ませ、次の移動地に向かうことが可能です。
キャンピングカーの旅は、車に宿泊装備が設けられているめ、宿泊費用がほとんどかからない点が魅力でありますが、全くかからないと言う認識ではちょっと難しいかも。
あらかじめ宿泊先の下調べをしておけば、安く泊まれるキャンプ場を見つけることも可能です。
安く、快適に、贅沢な旅を満喫できるキャンピングカー。
宿泊のマナーを守って、気持ちの良い旅をしましょう!