茶色と緑だけの庭に「赤」の差し色を!ベランダでも楽しめるカラー支柱をDIY
みなさん家庭菜園、楽しんでいますか?
種や苗から育てた野菜たちが、与えた水と光をいっぱい吸収して、ぐんぐん大きく成長する姿は、見ていてとても気持ちの良いものです。
もちろん収穫が一番の楽しみですが、成長していく過程だって存分に楽しみたいですよね。
今回ご紹介する「赤い支柱」は、緑や茶色が多くなりがちなガーデンを、一瞬で華やかに変えてくれるアイテムです。
植木鉢を使ったガーデンアイテムなので、ベランダガーデンでもお楽しみいただけます。
■野菜の世話が楽しくなる!? 庭を彩る「赤い支柱」をDIY
草丈が大きく育った野菜は、実をつけ始めると重心が大きく傾き出します。
そこで必要になるのが野菜の株を支えるための“柱”。
プラスチック製の支柱が主流ですが、硬質のプラスチックを使用すると、見た目が冷たく殺風景になりがち。
そこはインテリア感覚で、かわいくアレンジしたいですよね。
今回用意したのは8号鉢(直径24センチ)に植えたナスの苗木。
風で倒れてしまわないように添えたプラスチックの青い支柱は、どこにでもあるような代り映えのしない印象です。
■ガーデングッズをDIYするなら、自然素材がなじみやすい
それでは、さっそくつくり方をご紹介したいと思います。
【用意するもの】
- 竹竿3本(今回は80センチ)
- ペイントスプレー(赤) ペンキでも可
- 麻ひも
竹竿と麻ひもは、大型のホームセンターで準備しました。ペイントスプレーはダイソーで購入。
【道具選びのポイント】
竹竿は植木鉢のサイズに合わせて、太すぎないものを選びましょう。
長い竹竿はちょうど良いサイズにカットしますが、切り口を斜めに切ることで、土に刺さりやすくなります。
結束に使うひもは、ビニールひもやハリガネ状のバンドでも代用できますが、自然素材の麻ひもを使うことで仕上がりに統一感が生まれます。
できれば程よい太さのものを選びしましょう。見た目に力強さが増します。
さっそく竹竿を赤くペイントします。
裏面もスプレーするので、竹の下に木を置くなどして、地面から少し浮かせておきましょう。
しっかり乾くまで時間を置きます。
■重くなった実を支える支柱は大切、グラつかないよう奥まで差し込もう!
ペンキが乾いたら、バランスよく3点に支柱を刺し込みます
上から15センチほどの部分を麻ひもで束ねて縛れば完成です。
苗が成長してきたら、細い麻ひもを使って支柱へ誘引していきましょう。
ついでにプラスチックの青い添え木も自然素材に変更。その辺に落ちていた枝を使いました。
雑草や土の渇き防止に有効な、マルチングの素材に「クルミ」を使用。
見た目もぐっとかわいらしくなったと思いませんか?
こうして自然素材でまとめることで、キッチンガーデンにも良くなじみ、おしゃれな鉢ができ上がりました。
いかがでしたか。
茶色や緑だけのぼんやりとしたガーデンに「赤」の差し色を加えることで、一気に空間が華やかになりました。
殺風景になりがちなキッチンガーデンも、より愛着が増すこと間違いなし!
簡単ですのでぜひチャレンジしてみてくださいね。