2年で土地を100件以上見た私が、「足」で探す!と決めた理由【土地探し編1】

Tony / PIXTA(ピクスタ)
首都圏のとある街のタワーマンションを売却し、約2年間100件以上(!)の土地を見て、ようやく我が家(夫・私・息子・娘の4人家族)の理想の土地に注文住宅を建てました。
売り買いの経験と家造りについて、そして家族の成長と共に変わりゆく家のもろもろを記していきたいと思います。
特にマンション売却、土地探し、家づくりの真っ最中!いう方の参考になれば幸いです。
【土地探し編】と題して、今回は土地をどう探したかについてお話ししたいと思います。
■土地購入は早いもの勝ち!ネットの情報がすべてではない

(※)ニュースアプリ画面は撮影用に作成したイメージです。
何かとネット頼りのこのご時世。
私も様々な土地探し情報サイトを駆使して新着を探す、といった毎日でしたが、なかなか希望の物件は出てこない。
そんな時に不動産屋さん同士のみ(つまり一般の売買したい人間の閲覧は不可)が物件を確認できるレインズという存在を知りました。
つまり民間の情報サイトに載る前に、良い物件は不動産屋さんの間で売買されている可能性があるというわけです。
現在、このレインズに関しては不動産ジャパンというサイトでほぼ同じ情報が一般公開されているので、ネットで探す際は必見です!
しかし実際にこういった情報を辿って物件見学を依頼しても、既に買い手がついている、といったことがたくさんありました。
土地購入は早いもの勝ちの世界です。
つまり良い土地ほど市場に出てくる前に売れることがほとんど、というわけです。
そんなこんなで、次の一手に出ることにしました……。
■効果大!「赤ちゃんを背負う母」スタイルでの地元不動産屋さんへの声かけ

makaron* / PIXTA(ピクスタ)
市場に出る情報より先に希望する地域の土地の情報をたくさん欲しい!と思った私は、その地域の地元の不動産屋さんにたくさん声掛けすることにしました。
一見すると入りにくい昔ながらの不動産屋さんも多く、仕事が多忙で留守がちな夫に代わって「赤ちゃんを背負う母」スタイルで一人訪問したこともあり、怪訝そうな顔をされたこともありましたが(笑)
「こういう土地を探しています。連絡ください」と幾つかの不動産屋さんに声をかけておくことが結果、土地の選択肢を広げるのにとても効果がありました。
地元の不動産屋さんは土地を所有されている地元の方との昔からのお付き合いも多く、所有者の様々な事情を知っているので地元特有の土地情報を持っていたりします。
また不動産屋さん側の事情として、不動産仲介する際に売る側と買う側両方の不動産手数料を得ることができる為、売り買い両方自分自身で賄いたいから情報を外に出さずにいるという事情もあります。
というわけで土地の情報量は格段に増えたのですが、土地情報は各不動産屋さんでクローズドされていることが多いことも同時にわかってきたのでした。
■結局「自分の足」で探すことに。その結果は…!?

YNS / PIXTA(ピクスタ)
クローズドされた物件もある中、希望する地域の土地をいち早く探す為の最終手段として、
自分の足で回って土地を探すという最終手段に出ることにしました(もちろん赤ちゃんを背負う母スタイルです・笑)。
歩いてみると、空いている土地や駐車場になっている土地が結構あるものです。
中には「ここ、立地条件最高だ!」という土地を見つけたりもします。
もちろん空振りもありますが、気になった土地があれば地元の不動産屋さんだったり、贔屓にしている不動産屋さんにその土地の現況を尋ねると土地情報を調べてくださいます。
わが家は、現況駐車場になっている土地をダメ元で調べてもらい、そこが密かに売買されている真っ最中ということを知り、希望にピッタリの土地を購入することができました!
■土地探しはいろいろな方法がある!でも根気と時間は必要

shimanto / PIXTA(ピクスタ)
というわけで、土地探しをするのはやっぱり時間も根気も必要です。
もう見つからないかも……と思った時もありました。
この記事を読んでくださった土地探し中の方が、ぜひ色々な方法を駆使していち早く、希望の土地と巡り合えることを願っています!