大好きな椅子に囲まれて暮らす。【ネットで見つけた、私らしい暮らし】
アパレルでディスプレイ担当(ウィンドウや店内の装飾)をしているeiriyです。
2年前に都内で築45年超のヴィンテージマンションを購入し、現在は夫・娘(1歳)と3人で暮らしています。
中途半端にリフォームされていない、いわゆる現況物件を購入し、フルリノベーションしました。
この連載では、自宅のリノベーションについてご紹介していきます。
今回は、我が家のお気に入りの「椅子」を紹介したいと思います。
※ 【ネットで見つけた、私らしい暮らし】今までのシリーズを見てみる
■インテリア上級者はみんなやっている!? チェアとすべて同じシリーズで揃えなくてもOK
いちばんのお気に入りは以前紹介したダイニングセットとチェア。
イルマリタピオヴァーラの名作、ピルッカチェア3脚と、1脚だけ同じ作家のファネットチェアが混じっています。
友人から譲り受けた時からこの組み合せだったのですが、あえて違うチェアを置くというというのも空間にアクセントが出るんですよね。
インテリア上級者のお宅でもよく見かけるテクニックです。
■いちばん長く居る場所にはお金を掛けたい
1日のうちで過ごす時間が長いソファ。
我が家はアクタスで購入した、レザー(本革)の3シーターソファを愛用しています。
52平米と狭い我が家。
入居当初は、部屋を広く使うため、ソファを置く予定はありませんでした。
購入のきっかけは、私の妊娠です。
妊娠中は硬めの椅子などはかなり疲れやすく、普段は座りやすい名作ピルッカチェアでも、やはり長時間は座っていられませんでした。
当初候補になっていたのは、憧れの北欧デザインのファブリックソファ。
でも今回のリノベーションでインダストリアル寄りのインテリアにしたので、そういったテイストのソファは合わないのではないか……と夫婦で判断。
加えてファブリックのソファは子どもが汚しやすいと聞き、ファブリックのソファは断念しました。
ファブリックソファ以外で探すことなってから、次に候補に挙がったのが、レザー(本革)のソファ。
経年変化が楽しめるレザーも憧れでした。
数件のインテリアショップ(ヴィンテージも含め)のレザーソファをネットでチェック。
実際にお店にも足を運んで座り心地も試しました。
レザーは硬めの座面のものが多く、気に入るものがなかなか見つかりません。
また、IKEAのレザーソファで8万円位と手頃なものもありましたが、中途半端にお金を出すより、もう少しグレードを上げて長く使えるものにしよう、と夫婦で意見が一致しました。
長い時間を過ごすソファなので、座り心地が良いものがいいですよね。
最終的にアクタスでこのデザインとカラーが気に入り、座り心地も夫婦共に納得がいくものに出会えました。
座面の奥行きが広いのが特徴的です。
比較的大きめいサイズですが、肘掛けが細いので圧迫感が出にくいところも気に入っています。
■学生時代から持っていたお気に入りのチェア
次に紹介するのは、こちらの一人掛けチェア。
フィリップ・スタルクによるデザインで、1999年に発表された「TOYチェア」です。
屋外でも使えるポリプロピレン製。
大学時代に家具好きの先輩から教えてもらい、購入しました。
当時の私にとってはとても高価な買い物でしたが、直線的なデザインに一目惚れして購入することに。
社会人になってからも、結婚してからも、ずっと愛用しているチェアです。
■ちょっとミーハーだけど、絵になるチェア
次に紹介したいのは、artek社「stool 60」の2脚。
Stool 60といえばAlvar Aaltoの名作チェアでロングセラー商品です。
北欧展を見に行った際に見つけ、一目惚れ。
ファブリックが張られているので、座り心地も良いです。
普段はインテリアとして、来客時にはゲストチェアに。
■子どもにもデザイン性あるものに触れさせたい
子どもが産まれてから購入したキッズチェアは、北欧Stokke社の「Trip Trap」。
こちらも多くの愛用者がいて、発売から40年続くロングセラーアイテムです。
ダイニングテーブルの脚やドアのカラーに合わせてブラックをチョイス。
インテリアに馴染みます。
たくさんのカラーがあるので、自宅のインテリアに合わせて選ぶ楽しさがありますね。
こうして改めて見てみると、狭い家なのにたくさんの椅子がありますね(笑)。
お気付きかと思いますが、私は椅子が好きなんです。
高校生の時に行った美術館でのデザイナーズチェアの展示会で、ワクワクしたことをふと思い出しました。
きっとその頃から椅子が好きだったんだなとしみじみ。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。